【感想・ネタバレ】日本海軍仮装巡洋艦入門 日清・日露戦争から太平洋戦争までのレビュー

あらすじ

武装した高速大型船の全航跡──巡洋艦に準じた強力な武装を搭載、船団護衛、通商破壊、偵察、輸送に活躍した特設巡洋艦の技術と戦歴。
戦時の補助海軍力として商船に砲や魚雷発射管、水偵など軽巡なみの武装を施した仮装巡洋艦。助成金で船会社に優秀船を建造させ大搭載量、長期行動力を生かして通商破壊、船団護衛、哨戒から機雷敷設まで多様な任務を担った商船改造艦の歴史。通商破壊戦の典型例、米南北戦争と独海軍レイダーの活躍も取り上げる。

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Posted by ブクログ

日本の特設巡洋艦の歴史と、特設巡洋艦の中で成功を収めた米独の特設巡洋艦を扱った書籍。結局日本は日清戦争から第二次世界大戦に至るまで、特設巡洋艦を整備し続けた。しかし、根気強くなく武士道の精神がある日本人には通商破壊の手段の一つとしては持て余してしまったのが現実といった所らしい。現代では全く消滅してしまった艦種なだけに興味を惹かれる特設巡洋艦である。

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2025年07月01日

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