あらすじ
ある結末を迎えたセシリアとレナンド。ひとつの結末を迎えても人生は続く。
セシリアの記憶、周囲の苦しみ、レナンドの後悔と懺悔。
上巻では語られなかった、登場人物達の物語と赤い悪魔のその後のお話。
感情タグBEST3
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匿名
TLですが年齢制限だけです
上と下、両方読みました。最愛の人を無くすと人はこんなふうに狂うよね。っと、なんとも人間くさいな…、、と思いました。これは読んでもらって自分なりの解釈をしてもらうのがいい作品だな。と思いました。私は2人とも、誰でもない、ただの自分を見て欲しかった。誰でもない、ただの自分を好きになって欲しかったんだな。って思いました。切ないです。
一人の男が地獄を歩む後日談
セシリアの幸せな家族との過去が染みる。こう、傷にジワ…と。ものすごく面白い家族だった。豪快で子供の悪戯に悪ノリする面白いお母さん、あらあらうふふ♪なお姉さん、セシリアに振り回されるお兄さん、セシリアにパンツ(父のモノ)をプレゼントされるお父さん。なんて素敵な家族なんだろう。
そんな素敵な家族を人でもなく、物として非道に残虐に弄び殺したレナンド達。
セシリアへの所業が痛々しくて残酷で読んでてレナンド達への嫌悪で気持ち悪くなりそうだった。
意外だったのはエリーゼは、セシリアの家族を真似たものだったんだな。
母の突拍子も無い華やかさ、父のどっしりした穏やかさ、兄の優しい臆病さ、姉の淑やかな振る舞い。エリーゼのキャラはあざと過ぎるのでは?失敗に終わりそうなほど極端なタイプでは?と思ってたけど、なるほど。
下巻の見どころは、web版では語られなかったローウェルへの完璧な復讐と、レナンドのその後、そして赦し。
レナンドが壊れきった姿は私には本当に衝撃的で、正直一番怖かったシーン。ローウェルザマァ!したかったのに、一緒に慄いてしまった。
そしてローウェルの最期、レナンドの慈善事業、ルカとの交流、レナンド自身の最期、レナンドの死後。
最初から最後まで壮絶で、切なく、恐ろしく、愛しい。
レナンドに最期、救いと再会があって良かった。