あらすじ
「だから貴方には……今日でパーティを抜けてもらうことにしました」
世界中にダンジョンが現れて40年。
S級冒険者パーティに所属する、景一郎は幼馴染から戦力不足という理由で追い出される。
彼の職業【罠士】は自分から攻撃できないというハズレ職だったのだ。
冒険者生命を絶たれ絶望していた景一郎は、
謎の少女と出会いユニークスキルを授かることに・・・!?
そのスキルは【矢印】――
【罠士】の弱点を覆す最強のスキルだった。
もう一度冒険者への道を歩み始めた景一郎は、最強を目指し成り上がる!
感情タグBEST3
匿名
単行本持ってます!めっちゃおもしろいっすよ!追放ものが流行り、追放する側が流行り、その2面を合わせた作品がこちらですね。追放する側が嫌な役ではなく、3人とも主人公ラブなので主人公パーティを見たら嫉妬しそう(笑)
匿名
最強のワード「矢印」
この作品の世界観はとてもユニークですし、特に「矢印」という極めて斬新な名前のスキルが、とても気になりました。今後の主人公の成長にも期待したいところです。
発想は新しい
3巻まで読んでの感想。
いわゆる異世界冒険パーティものの設定を、現代日本に持ってくるという発想は非常に斬新。
この設定は他にもいろいろ使えるんじゃないかと思う。
絵も、ちょっとクセがあるけれど悪くない。
ただ、主人公のキャラがおとなしいタイプなのかクールなのか、そのあたりがはっきりせずブレている印象。
1巻では弱さを自覚して謙虚なキャラだったはずなのに、2巻ではいきなりクールで強いキャラとして描かれている。
それと、肝心のスキル「罠」がちょっとクセが強すぎかな。
「矢印の方向に投げる」ことができるスキルを身に着けたとはいえ、元の「罠」自体は自前のもの。
一撃で敵を倒すような「罠」を豊富に持っているというのはちょっと都合が良すぎるのでは?と感じた。
そういうところが、煮詰めが甘いと感じる。