【感想・ネタバレ】石狩少女のレビュー

あらすじ

明治末の北海道札幌、主人公・野村悠紀子は、文学を愛し、空を眺めることやリンゴ畑に出かけることが好きな女学生。彼女は人から多くの関心を持たれる一方で、偏見、勝手な噂、男子学生からの執着、決められた結婚、家族の無理解などに悩む。そんななか内地の親戚の家に行くことになるが…。北海道の自然も美しい、著者の半生を反映した1940年刊行の傑作少女小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

明治末の北海道札幌が舞台。育った時代が違うとはいえ、故郷が舞台の小説はそれだけで嬉しいし、聞き慣れた地名が出てくると、札幌に住んでいた頃が懐かしく思えた。文学を愛する女学生・悠紀子にとっては生きづらい世の中。自分らしく生きるのは大変だったと思う。明治時代の価値観に驚くとともに、当時のことを垣間見ることができ勉強になった。

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2025年03月07日

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