あらすじ
探偵業も軌道に乗ってきた磯貝公太。小樽にある高級料亭旅館〈銀の鰊亭〉の主である青河文が紹介してくれた依頼主は、文の同級生で親しい間柄の有名俳優・西條真奈。真奈からの依頼は、仕事を辞めて引っ越してから、連絡が取れなくなった姉の行方捜しだった。ところがあまりにも手がかりが少ない。丹念に調査する磯貝が行き当たった最大のヒントは、古いスーツケース。混迷を極めたが、最後に予想もできない真相が待ち受ける!
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Posted by ブクログ
前作よりも面白かった。
失踪人を探す過程や、謎もとても面白いんだけどやっぱり文さんや光いる?と思ってしまう。
文さんいる?
なんで微妙に上からなの?と思ってしまう。
銀の鰊亭を読んでないから、文さんがどーゆー経緯で記憶をなくしたのか等知らないけど、磯貝が文さんを頼る理由がわからん。
やっぱりファンタジーなミステリーなんだよなぁ。
なんか説得力がないとうか。
面白いんだけど、微妙に合わなくて残念。
そして紗理奈が生きていて良かったけど、ラストそんな終わり方?と思った。
Posted by ブクログ
磯貝探偵事務所としては二作品目だが、『銀の鰊亭』も実質シリーズ作品だろう。
今回もといっていいと思うが、
小路幸也さんの作品だなと。大半の人が好い人でラストも後味の悪いものでもないし。
小路幸也ファンとしてはこれで良いんだよな~って思う。
失踪した依頼者の姉を探すことになった磯貝。たどり着いた先は依頼者の母の死の真相に迫ることになるわけだが、小説ならではの奇跡とも言えるトントン拍子。
これがダメな人も要るだろうなー。
でも、ファンはこれで良いんです笑
Posted by ブクログ
シリーズものをこの本から読んでしまったので、
銀の鰊亭の火事(文さんの記憶喪失)のこととか、磯貝が刑事を辞めた理由が気になるし、この登場人物は以前の話に出てきたのかな?と考えてしまって、話に集中できなかった…。
復習の仕方はそれでも良いけど、市長の過去をもっと掘り下げてほしかった。