【感想・ネタバレ】天竺熱風録のレビュー

あらすじ

唐の時代にとてつもない偉業をなしとげた男がいた。その名は王玄策。唐の外交使節としてインドに赴いた彼は、国を奪った悪王によって捕らえられてしまった。牢から脱出した王玄策は、文官の身でありながら、チベットとネパールから兵を借りて、簒奪者の軍に立ち向かう。異国の地で、異国の軍をひきいて、敵の大軍と戦った男の運命はいかに!? 壮大なスケールで描く歴史物語。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

歴史上にはあまり名前の出てこない人物が、実は凄い事をやってのけていたんだよ。ごく簡単にいうとそんな感じ。
物語は紙芝居を観ているような口調で進行します。

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2011年12月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初唐の時代に実在した、王玄策の波乱万丈なインド旅行?を
講談調(紙芝居風)の軽快なタッチで描いてます。

田中先生の架空戦記モノは未読なので知りませんが、中国物に
関しては、人物造形が全体的にアッサリ風味な印象ですが、この
作品においてもその特徴が良く出ています。

文官にして驚くべき戦功を立てたものの、割と注目されてこなかった
ことを思えば、田中先生の軽やかな描写と良く合う気がします。

たまには違った感じの小説を読みたい方にオススメします。

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2013年11月07日

Posted by ブクログ

王玄策と言う唐初に天竺まで使節として旅をし、天竺に起こった不当な王朝を正す話。
史実(もちろん詳しいことは?)には一応のっているらしい
チベットとネパールの軍隊を率い、インド側の軍を破るのだからたいしたもの。

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2012年03月09日

Posted by ブクログ

中国・唐代、王玄策という人とその一行が天竺(インド)へ旅します。
その道中の冒険の話。
知恵を働かせて、&勇気・観察力…etc.…で、ふりかかった災難に立ち向かっていく主人公。
結構、史実を元にしているらしいです。

台詞以外の部分が、漢文読み下し文のような文体で、かつナレーションのように書かれていて、読みやすく、どんどん読めます。
面白かったです。

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2012年01月08日

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