あらすじ
【この想いも雪と共に溶けてしまえばいいのに──】雪深い森の奥にある村で暮らすリュカは、獣人・ヴェルクと同居している。人目を気にせず愛情を示してくるヴェルクの気持ちに応えられないまま、身体を許していることに罪悪感を抱くリュカ。しかし一方で、温かい人肌に触れることに安堵していた。ヴェルクへの愛情はあるものの、想いを受け入れられないリュカには悲しい過去があり──…?【電子限定描き下ろし1P漫画付き!】
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悲しいお話。ヴェルクは獣人として生まれたため親に捨てられそうになり、リュカは家族を失くす。極限の世界での生活。ヴェルクを好きでもなかなか前向きになれずにいる。めげずにヴェルクは押せ押せだけど。面白いので一巻で終わるにはちょっと短いなと思いました。
匿名
可愛かったけど、内容は薄かった気がしないでもないかな。
2人が最後は仲良く番になる。
そして2人とも行為が好きというお話でした。
美しく切なく哀しい2人のお話
大怪我をした人狼をひたすら看病したリュカ。傷の癒えた人狼のヴェルクはそんなリュカに番になって欲しいとせがむ。懐かれて肌を合わせるのは心地よいと感じるリュカだが、心の奥底ではいつか離れてしまうことに怯えていた。
2人の過去が壮絶に辛く、今ここに2人がいる奇跡を喜ばずにいられない。神さまの思し召しか、これからもずっとヴェルクといると心に決めたリュカが眩しい。
Posted by ブクログ
一途な獣人×トラウマ持ちの美人お兄さん。求婚をはぐらかしながらも体だけ許しちゃってるのほんとダメダメで好き。
ただ家族を喪ったトラウマの具体的なシーンがだいぶしっかり描かれていて、まぁまぁグロいのでえろとの食い合わせが悪くてなんていうか。うぇ。
攻めの求愛に応えられない受けの心情の背景として必須の描写であることはわかるのだけど、もう少しぼかしておいてくれたら今の2人だけに素直に萌えられたものを、というのも正直な気持ち。悩ましい。
あと生命の危機に遭ったとは言え後天性けも耳で四つ耳になってしまってせっかくの美人度にデバフかかるのまぁまぁ呪いで気の毒。