あらすじ
「おそれながら申し上げます あなたさまは…呪われています」
見習いを卒業し、呪術師になったばかりのリア。「女呪術師は婚期を逃しやすいから」と家族からお見合いを勧められるも、子供っぽい見た目のせいか、会うことすらままならず1年が過ぎてしまった。家族に申し訳ないと思っていた矢先、不審死が続き呪われていると噂が絶えない王室から縁談が……!王太子フィン殿下に憧れていたリアは「側にいられるなら」と迷わず受け入れる。さっそく迎えた初夜、ようやく会えたと思ったフィン殿下はどうやら”わけあり”のようで――?
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フィン
リアがフィンに呪われていると伝えると驚かれはしましたが怒られることはありませんでした。リアがフィンの手に触れるとその呪いはそれほど強いものではなさそうでした。そしてフィンはそのまま眠ってしまいました。リアのおかげでフィンは翌日爽快な朝を迎えることができ、呪いも消えていました。しかしその夜リアの元にやってきたフィンには昨夜とは比べ物にならないほどの呪いがかかっていました。フィンはそのことはわかっていると言い、リアに力を貸して欲しいと言いました。リアがフィンの結婚相手に選ばれたのはこのためなのかも知れませんが、それだけではリアがかわいそうですね。