あらすじ
あなたの言葉が伝わらないのは、
あなたに人としての魅力が欠けていたからだった!
まず、これが本書の大きな結論です。
「もっと上手く話したい」「言いたいこと表現できない」「自分の気持ちを伝えられない」といった、コミュニケーションにおける定番の悩みは、すべてあなたの“魅力”のなさに帰着します。もちろん、読者の皆さんを怒らせたいわけではありませんし、あなたに人としての魅力がないと言いたいわけでもありません。
しかし、現在までの研究を総合すると、コミュニケーション能力を低くしている3大要素は以下のとおりなのです。
1 嘘が多い
2 感情が幼い
3 性格が悪い
強調したいのは、魅力という要素を基礎に置かない限り、どんなテクニックを使っても、私たちのコミュニケーションは改善されないという事実。
嫌な人間のメッセージなど、誰も聞きたくありません。人としての魅力が基礎にないと、私たちは会話のスタートラインにすら立てないのです。
ただし、人としての魅力は努力で伸ばせる後天的なスキルです。そこで本書では3128のエビデンスに基づき、上記の3大要素を カバーし魅力を高める18のメソッドを提案。
あなたのコミュニケーションの悩みを、根本的に解決します。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
▷嘘が多い
(詳細)
直接的嘘だけでなく、本心でないことを言うこと
・なぜいけない?
→相手の反応を気にして本心でないことを言うことで、脳の容量を使いコミュ力が下がる
▷感情が幼い
(詳細)
・なぜいけない?
→
▷性格が悪い
(詳細)
傲慢、攻撃的、お節介 :人格性が低い
敵対的で信頼感がなく、悪意を感じる状態
(例)
話を割る、すぐ否定、求められてないアドバイス、批判への敏感に反応し攻撃、自慢するが他者のは許さない
→
(対策)
1パワーワードを使わない
→威圧的
断定:絶対〜だ、明らかだ
誇張:〜さんは〜だから
指示:
2肯定ゴシップ
その場にいない人の良い話をする
→聞き手は誉めた肯定的印象を話してにも抱く
Posted by ブクログ
コミニュケーションに悩む方は一度手に取ってもらいたい一冊です。
一般的なコミニュケーション本で書かれている内容の土台にあるコミニュケーションの真髄が書かれた良書です。
コミュニケーションにおいて聴く力、伝える力、共感力といった話を主に書いている本は多数存在し、その技術を磨くことはできるが、それでも上手くいかないと言う事象の一つの答えになる考え方だ。
その人自身が相手に魅力的かどうかの土台があって初めて技術が生きるというのは考えてみると当たり前だが、意外と観点から抜け落ちることが多いと私は考える。
なので、とても気づきのある時間を提供いただいたと言わざるをえない。
内容については魅力度を上げるための3つの要素
1.嘘が多い(真正性)
2.感情が幼い(メンタルコントロール)
3.性格が悪い(人格性)
を伸ばすことにより、人としての魅力を高めるという考え方をしており、心理学を背景とした人格形成を高める手法を取り入れたトレーニング方法を読者に提供している。
基礎である上記だけでなく、
基礎を高めた上でのカリスマ性強化についても言及されており、すでに基礎を身につけている人にも体系立てた理論の知識とその発展系の有用な情報が付いてくるのはとてもお得だと感じた。
私自身の話をすると
10年前は上記3点ともにできてなかったと思う。
社会で揉まれ、心理学を勉強し、トレーニング法を実践してきたことで、真正性はかなり上がってきたが、感情の幼さと性格の悪さは未だに足りてない部分が多いとこの本に気付かされた…
まだまだ未熟な自分に成長の方向性を示してくれたことはとても感謝している。
これらの気づきを与えて頂けたこの本の評価は最高点をつけたいと思う。
Posted by ブクログ
(内容)
あなたにコミュ力がないのは、人的魅力に欠けるからである
1 嘘が多い
2 感情が幼い
3 性格が悪い
以上3つの原因を認識し、改めたら魅力的な人間になるよ!そしたら相手に好感を持たれやすいから、コミュニケーションもスムーズになるよ!改め方も紹介してるからね!
(感想)
冷や汗かきながら読みました。ぐさっとくるね。コミュ力を何とかしようとすると、付け焼き刃的なテクニックでなんとかしようとするけど、それが空回るのは魅力がないからだそうで。ぐうの音も出ない。
コミュ力が足りないと言うのはある一つの能力が今ひとつである、と言うことではなく総合的な傾向から導かれる結果である?と言ったところ?すごいこと言うじゃん。泣きそう。
対処法はちゃんとあげてくれてるし、実践してみて自分がどう変化するかを楽しむことにしよう。それ以外には泣き寝入りするしかないじゃん!
Posted by ブクログ
(誰が書いた、概要)
日本一の文献オタクこと鈴木祐さんが書いた本。
概要としてはコミュ力のつくり方という内容で、高め方ではなくつくり方というのが印象的。
よくあるテクニックを教示する内容ではなく、本質的なところでコミュニケーションが作れていない、特に魅力がないから話が上手く通じ合わないということを提言している。
では、その魅力の高め方が本書に書かれている。
(読むきっかけ)
先輩がXでオススメツイートをしていたから。
(活かしたい内容 ※2点程)
・できる限り、等身大の自分を伝える。
・カッコつけようと思いすぎない。
・人としての魅力を意識する。
(キーワード)
ありのまま、魅力、カッコつけようとしない