あらすじ
クリストフの誕生日プレゼントだと贈られてから一年。
シャルロッテはレンゲフェルト公爵家の義娘として、その生活に馴染んでいた。
そんなある日、シャルロッテが公爵家に引き取られる前に暮らしていた修道院からの慰問願いの手紙が届く。
慰問に向かうとその先でシャルロッテはレンゲフェルトには〝呪い〟があると伝えられる。
さらにはこれまで謎だらけだった父親の秘密まで明かされて……?
可愛い義弟を殺人鬼にしないために頑張る、ちょっと鈍感な義姉ちゃんの物語、第二巻!
感情タグBEST3
愛を知ったヒーローは・・
愛ゆえの報復行為には背筋が凍ります。愛を知らず殺人を繰り返すサイコパス(予定)ヒーローを改善すべく主人公は行動してますが、愛を知り感情を爆発させると父も予測する行動を繰り出す4歳児のヒーロー。もう片鱗が垣間見れる。しかし、主人公はヒーローと向き合います。それだけでなく主人公は自分の生い立ちとも向き合いますが・・、1巻でもありましたがなぜその結論に至るのか丁寧に描写されていて、主人公にとって不本意な結論ですが、感情的に泣いても独りで現状を受け止め、次に向けて行動しようとします。主人公にとってもヒーローにとっても良い結末に至るといいなと思います。