あらすじ
梅田という地には、祈りと願いが込められている。
祈りは座敷わらしとして、広場の片隅に棲む。
菅原道真からはじまる梅田の歴史は、阪急を創設した小林一三、紀伊國屋書店をつくった田辺茂一へ受け継がれた。
令和のいま、茂一の座敷わらしが、大阪らしい予想外の展開を繰り広げているのを見ている。
祖祖母、父、娘の三代と、運命の縁でつながった人たちが、大阪梅田、西成、京都祇園を舞台に、虚実入り交じって描かれる、ちょっとあったかくて、良い物語。
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Posted by ブクログ
色々な人が関わって作られた物語なだけあって、雑多で楽しい印象。
座敷童も地底の太陽もふわりふわりと流れて、いつのまにか血縁の謎、三家の縁の話になっていく。
楽しくはあるけど若干くどさもあり、私にはぎりぎりやったかも。