【感想・ネタバレ】ファナ、愛を綴って~貧乏娘は逆行して二百年前に実在した悪女となったので、王妃目指して歴史を変えたい~3のレビュー

あらすじ

時代を遡り200年前のレシュタット家の先祖ファナとなって、貧乏な運命を変えようとする没落令嬢アリーラ。

未来のレシュタット家を救う唯一の方法は、ファナが王太子との婚約を一方的に破棄する歴史を変え、王太子妃になること。
騎士団長ジュストへ惹かれる気持ちを自覚しながらも、その思いが報われることはない。
自らの恋心に蓋をすることを決意した矢先、王宮の庭園会で王太子のとんでもない秘密を目撃してしまう。

周りは彼女が王太子妃になることを望んでいる。
一族の期待に応えなくては……。200年後のレシュタット家のためにも。

そう自分を無理やり納得させ笑顔の仮面を張り付けるアリーラ。
しかしジュストはそんな彼女の決心を揺さぶるように手を差し伸べてきて――。

「不幸になったとしても、あなたのそばにいたいのです」
「私、未来を自分で選べるのなら、あなたと生きたい」

悪女のレッテルを貼られたひとりの公爵令嬢がたどった運命と、歴史に埋もれた一族の真実を解き明かす、愛の物語・堂々完結。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

家族の歴史と思い?

アリーラは大学に行く費用も困るほどの苦学生。祖母と暮らして代々、不運や貧乏はご先祖筋のファナのせいというのが常な家。
突然、積もり積もった思いからかファナに憑依みたいになってたぶんファナのほうもアリーラを通してアリーラが生きてる世界を見たんだと思います。
その時代をのぞき同化したことで受け継がれた思いを汲み取り、その当時の約束を当事者の血縁を通し知る。
輪廻ってあるかもしれませんね。

#切ない

0
2025年03月13日

「女性向けライトノベル」ランキング