あらすじ
「――私と結婚してほしい…返事を聞かせてもらえるか」
偽物の聖女にはめられて、魔女に仕立て上げられ国を追放されてしまった真の聖女・シエル。追放先の辺境の森で途方に暮れたシエルは、自分が召喚したもふもふの魔獣に助けられて…!? このまま、もふもふ魔獣と一緒にひっそり平和に暮らしていこうと思った矢先に、魔女を討伐するよう命を受けた騎士団に狙われてしまう…。絶体絶命の危機と思いきや、騎士団長で公爵のグランツから「結婚してほしい」となぜか突然プロポーズされて…!? 初対面の彼からの求婚を即お断りするシエルだけど、「貴女が私を好いてくれるまで、いつまでも待とう――」と彼はまったく諦めていなくて――!?
コワモテ公爵の一途な溺愛が止まらない……!ウブな二人のじれきゅんラブファンタジー!
(この作品は電子コミック誌Berry’s Fantasy Vol.50に収録しております。重複購入にご注意ください)
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まだまだ序盤
聖女の物語としてはあっさりとした
けれどどろっとしたところは
含まれている形です。
これからどの様に向かうのか...
シエル
魔力を持って生まれた女の子は両親に名前もつけてもらえず、隣国セルニース王国に売られました。彼女はラベーラ王女の影として魔力を使い、おかげでラベーラは聖女として国民の信頼を得ていました。ラベーラの成人を祝う式典で聖獣を召喚するよう命じられた彼女は聖獣を召喚しました。しかし現れたのは恐ろしい姿の獣でした。魔獣を召喚した罪で彼女は煤の森に追放されました。そこで彼女は召喚した獣と再会し、しばらくは平穏な日々が続きましたが、あるとき騎士団が乗り込んできて彼女を殺そうとしました。もうダメかと思った瞬間、騎士団長が彼女を助けました。それだけでなく、彼女に結婚して欲しいと言いました。団長はグランツと名乗り、彼女に名前を尋ねました。彼女が名前はないと言うと、グランツは彼女をシエルと呼びたいと言いました。展開が唐突過ぎて、これからどんなお話になっていくのかよくわかりませんが、彼女にも幸せな人生を歩んで欲しいですね。