【感想・ネタバレ】増補新版 ウイスキー検定公式テキストのレビュー

あらすじ

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これ1冊でウイスキーのすべてがわかる。

世界的なウイスキーブームのなか、スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズの「世界5大ウイスキー」の産地では、蒸留所の創業が相次いでいます。また、日本では日本酒の蔵元、焼酎や地ビールのメーカーなどが続々と蒸留所を開設。国内外の注目を集めています。
本書は2018年発行の『新版 ウイスキー検定公式テキスト』を5年半ぶりに改訂。知っておくべき、注目すべき蒸留所をさらに47か所加えて、世界から176の蒸留所を厳選し、特に伸長著しいジャパニズ・ウイスキーは28の蒸留所を掲載。ウイスキーの定義や原料、歴史や風土といった基礎的な知識から、製造工程や各地の蒸留所、銘柄の特徴を豊富な写真や図版で詳細にわかりやすく解説しています。ボトルの形状やラベルも最新のものを用意。ウイスキーに関する知識と新しい潮流を知ることができます。さらに、ウイスキーをベースとするカクテルの楽しみ方も案内。
年に2回行われる「ウイスキー検定」の受験者はもちろんのこと、ウイスキーについて深く知りたい方に最適な1冊です。

(底本 2023年4月発売作品)

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Posted by ブクログ

タイトル通り、ウイスキー検定唯一の公式テキストです。
試験は年2回ありますが、本書と別売りの過去問題集を使って勉強するのが基本になると思います。

本文がフルカラーではないので、一部の資料や図面が見にくいです。
具体的には蒸留所やポットスチルの写真などですね。
また、文体?が一部わかりにくいです。
例えばですが
「A蒸留所は、B蒸留所と○○ウイスキーの年間売上量で第2位を争っています」
=最初から「A蒸留所は○○ウイスキーの年間売上量第2位です。」と書いたほうがいいのでは?
のような…。

また、たまに蒸留所の名前と主な製品の名前が異なるものがありますが、その辺りの記述が統一されていないのでわかりにくいです。
例えば、カナディアンウイスキーのハイラムウォーカー蒸留所の主要な製品は「カナディアンクラブ(世界売り上げ第1位)」ですが、太字などで強調されていませんし、文の最後にさりげなく書いてあるのでわかりにくいです。
「【蒸留所名】【所有企業】【主な製品】【特徴】」のように書き方を統一するともっとわかりやすいと思いました。

公式テキストを読むだけでは上記のような文体の癖で情報がまとめにくいので、面倒でもノートやルーズリーフなどに情報をまとめ直すことをおすすめします。

参考書として見ると手厳しいことばかり書いてしまいましたが、単純にウイスキーを知るための読み物としてはとてもいいです。ウイスキーの定義や製法、五大ウイスキーなどが1冊にまとまっているので、単にウイスキーをもっと知りたい…という方にもおすすめです。

参考書としては星3、読み物としては星4、という評価をさせてください。

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2025年09月14日

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