あらすじ
◆優れたリーダーが実践している仕事術を大解剖!初めてリーダーになったあなたは、今、不安でいっぱいかもしれません。「マネジメントって何をどうすること?」「私にリーダーが務まるだろうか?」大丈夫です。リーダーの仕事は、複雑で難しく思えますが全体像をつかんでしまえば、何とかなるもの。それには知識とスキル、わずかな勇気が必要です。そのため本書では、リーダーの仕事の全貌をマインドセット/メンバー/チーム/ビジネス/サイクル/セルフ/メンタルの7分野に分けて、イラスト図解で解説します。◆今日から使えるスキルの宝庫、イラスト図解でわかりやすい!◎リーダーの役割は「成果の最大化」と「人材育成」◎「リーダーシップ」と「マネジメント」の黄金比◎仕事を任せるときは「Why」から伝える◎「バッドニュース」を歓迎せよ◎PDCAは回さない 他
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Posted by ブクログ
非常に分かりやすく内容も良くまとまっており、とても読みやすいです。巻末にお薦めの本の記載もあり、本書で予備知識を得てから読み進めるのが良いと思います。すべてのリーダーが読む価値があると思います。
Posted by ブクログ
・リーダーのつらさは、リーダーにしか経験できない。どうせ苦労するなら、この贅沢な経験を楽しもう。
・責任を深刻に受け止めすぎない。どうせ、たいした責任なんてない。
・上位リーダーの仕事を想像する。下には、上位リーダーの仕事を意識的に想像させてみる。
ある程度リーダー、管理職を経験した今だからこそわかる、リーダーにとって大切なこと、身につけるべき考え方やスキルが具体的に、やさしく書かれている。そしてどれも正しい。とっても勉強になるし、手元においておいて、初心に帰るために時々読み返すことにします。
Posted by ブクログ
実践的な内容メインで書かれており、明日からでも使えるものがたくさんあった。
特に成果か育成のどちらを取るべきかという点において直近悩んでいたが、そこがクリアになって非常に助かった。
プレイヤーからリーダーになり迷うことが増えたひとたちにおすすめ。
Posted by ブクログ
最近昇格人事があり、リーダー、マネジメント系の書籍を初めて読みましたが、参考になりそうなことがたくさん書いてありました。
とにかくひとまずはポジティブに行きたいと思います。
Posted by ブクログ
めっちゃためになった
リーダーとして弛んでた部分がある事を自覚した
・メンバーの相談を聞くのもリーダーの仕事。めんどくさがらずに聞き切る
・「家族あっての仕事です。家族を優先してください。」
・任せると放置するは違う
・雑談もチームパフォーマンスを上げるためには必要
・フォローしてくれた事に感謝し、周りにも伝えることでフォローし合うことが求められていると気づく
・5W1Hで指示を出す。出せないのはリーダーの心の弱さ
・一つ一つのルールの順守に徹底的にこだわる。ルール違反があれば指摘する。指摘しなければ規律意識の低いチームになりチームが崩壊する
・3日で終わる仕事は3日後を期限にする。タスクを抱えていると他の仕事を断ったり、生産性を下げたり、チーム全体のタスク量が減るため
・メンバーが気持ちよく仕事をして、最大限のパフォーマンスを発揮できるように環境を整えるのがリーダーの仕事
・役職者はみな武勇伝を持っている
・優秀なリーダーは常に未知の世界へ挑戦し続ける
Posted by ブクログ
【リーダー自身の棚卸し】
・業務で悩んでいること、働き方について考えていることを言語化する
・リーダーとして自分に希望することを整理する
・今の仕事でチャレンジしたいことや強みを自覚する
・やりがいを明確にし、将来的なキャリア目標を持つ
【Why → How → Whatの順序】
・「Why(なぜ)」から伝えることで共感が得やすくなる
・「Why」を起点に伝えると、アウトプットとモチベーションが高まる
【成長とチャレンジ】
・仕事が楽なとき人は成長しない
・不安や苦しさを伴うチャレンジが成長につながる
・「説明」「プレゼン」など人前で話す機会が成長の場になる
・失敗が許されない場面以外では、どんどんメンバーに挑戦させる
【成功体験と失敗の活用】
・成功体験は自己肯定感と次へのモチベーションを生む
・あえて失敗させるときはアフターフォローが必須
・期限が迫る仕事でも「自分でやった方が早い」を我慢し、任せることが重要
【チームの層への向き合い方】
・組織には一定数やる気が出ない層が存在する
・2割は割り切り、残りのメンバーに集中する姿勢も必要
【やりがいと目的意識】
・大きな目的を持つことでやりがいとモチベーションが変わる
【緊張感をつくるマネジメント】
・一定基準を下回る仕事は許容しない
・レビューや提案は妥協せず差し戻すことで緊張感を生む
・十分に検討したうえで相談・提案する文化をつくる
【都合の悪い事実を引き出す質問】
・「うまくいっていないことを教えてもらえますか?」と聞く
・小さな懸念を吸い上げ、改善につなげる
【伝える技術】
・作業を止めて相手の目を見る
・相手が理解できる言葉を使う
・結論から話す、数字を使う、端的に短く
【リーダーの決断力】
・ビジネスに正解はない
・決断は覚悟の問題
・先送りは悪手、リーダーは「今」決める
【明確な指示】
・曖昧な指示は無責任
・解釈の余地を残すと認識のギャップが生まれる
【ルール順守】
・小さなルールに徹底的にこだわる
【時間管理の落とし穴】
・学生症候群=期限直前まで手を付けない
・パーキンソンの法則=余った時間を使い切る
・最短で終えられる期限を設定する
【会議の本質】
・会議は最適解を導く場
・議論を生まない最大の原因はリーダーの話しすぎ
・リーダーは会議で極力発言せず、メンバーに問いかける
・反対意見には「では代案は?」と促す
・会議の最後は「誰が・いつまでに・何をするか」ネクストアクションを決める
【メンバー育成】
・タスクがどうスキルにつながるかを伝える
・成果物には必ずフィードバックをする
・ムダだと感じる業務を吸い上げ、やめる勇気を持つ
・「選択と集中」「型化」「数字」を徹底する
【ギブ・アンド・テイクの本質】
・短期的には見返りがなくても、長期的には大きなリターンが返ってくる
【定例会議の活用】
・週次で前週の振り返りと今週のタスク指示を行う
・月曜午前が最適
【懇親会の工夫】
・ただの飲み会ではなく、立食形式で効果を狙う
【環境整備】
・リーダーの役割はメンバーが気持ちよく働き、成果を出せる環境を整えること
【リーダーの心構え】
・転ぶときも前のめり
・明けない夜はない
・暮れない昼はない
【リーダーに求められる3要素】
・ビジネスで成果を出せること(必須要素)
・組織をマネジメントできること
・人材育成ができること
【リーダーが陥りやすい罠】
・自ら手を出すとメンバーが育たず、組織のボトルネックになる
・だからこそ「選択と集中」が必要
【ピンチの捉え方】
・ピンチはリーダー飛躍のチャンス
・真摯に向き合えば信頼につながる
・ピンチを切り抜けられる人だけがキャリアを駆け上がる
【上位リーダーを観察する】
・発言・判断をシミュレーションすることで成長できる
【リーダーのあるべき姿】
・背筋を伸ばす、相手の目を見る
・明確な判断軸を持つ
・堂々とし、慌てない
・論理で考える
・課題解決に注力する
・社内政治に迎合しない
【誠実さと評価】
・誠実なビジネスをする人にしか数字は付いてこない
・活躍メンバーには昇進などで報いる
・リーダーに恩返ししたいという気持ちを引き出す
【ポジティブと自己開示】
・ネガティブなリーダーは百害あって一利なし
・普段ポジティブなリーダーがたまに弱さを見せると親近感につながる
・自己開示=心理的安全性をつくるマネジメント手法
【リーダースタイルの確立】
・優秀なリーダーは皆、個性を活かした独自のスタイルを持っている
Posted by ブクログ
チームリーダーになるにあたってのマインドセットを助けてくれた。日々の業務に追われる日々の中で忘れがちなリーダー論を思い出させてくれた。
ポジティブにチーム員のパフォーマンスを発揮するようにチームを設計をしていきたい
Posted by ブクログ
『実践的なヒントが盛りだくさんでした!』
事業を通して色々な立場の人と関わるので、人との関わりが成果に直結する場面が多く、信頼を築きながら指示を出す難しさに悩んでいました。
「104の具体策」で考え方や行動の指針を学ぶことができました。
Posted by ブクログ
著者が実際に仕事で出会った多くのリーダーの姿が描かれており、どういった面が素晴らしいのか、逆に反面教師にすべきところなどもわかりやすくまとめられていました。
これからリーダーとして活躍していくために大切にしたい心がけを学ぶことができました!
Posted by ブクログ
読みやすかったです。突拍子なものはなく、どれも地道にやれそうな内容です。
リーダーに課された責任を深刻に受け止めすぎない
仕事の結果は時の運に左右される
部下の細かなとこまで責任を取れない。割り切りが大事
が心に響きました。
Posted by ブクログ
めっちゃ面白かった。
書いてることは突飛的な内容ではないが、項目ごとに読みやすく、サクサク読めた。
特にPOとして年上マネジメントするようになった中、参考になることも多かった。
0章 リーダーになったあなたへ
・リーダーシップとマネジメントのバランスをとる
・リーダーのミッション: ビジネス成果の最大化と人材育成
1章メンバーマネジメント
・自分で決めさせるように、導く。
自分で決めるから成長スピードが上がる
相手に考えさせる
・仕事を任せる時はWhyから伝える
ゴールデン・サークル理論: Why→How→Whatで伝えると共感が得やすい
・小さな成功体験を積ませる:
やれば出来るという自信になり、モチベ向上
・成功の判定はリーダーが主観で決めれる
・あえて転ばせる
アフターフォローまでをセットにする
2章 チーム・マネジメント
・チームのビジョンを語り、助け合うチームをつくる
他のメンバーをフォローすることを奨励する
・報告は健全に疑う
メンバーからの報告は額面通りに受け取らない。
←100%正しい情報が上がらないもの
・バッドニュースを歓迎する
悪い報告を受け入れる3つのポイント
※悪い報告が上がらないのは隠蔽体質へのスタート
- まずはクールに受け止める:ネガティブな反応は絶対にNG
- 問い詰めずに事実を聞く:個人のミスや責任を追求しない
- 悪い報告をあげてきたことに感謝する
・マイクロマネジメントの注意点
- モチベが下がる、自分で判断しなくなる、成長しなくなる
・「伝わる」コミュニケーションでチームを動かす
相手が理解できる言葉を使う、結論から述べる、数字を使う、端的に短く
・決めなければチームは動かない
決めるのはリーダーの重要な仕事の一つ。正解がないなら、早く動き出す
・規律性が高いチームを作る
ルール違反は放置しない。割れ窓理論で一つの放置が、チーム全体に悪影響を及びす。
・仕事の期限の設け方で、チーム全体の生産性が決まる
学生症候群、パーキンソンの法則。
長い期限を設定すると、チーム全体のタスク量が減り、生産性が下がる。
またメンバーが仕事を断る理由になる
3日の仕事は3日後に期限にする
・人は想定通りに動かないを前提にする
理論と感じたことを組み合わせて最適解を作る(十人十色)
3章 ビジネスマネジメント
・適度なほうれんそうで上のリーダーをを安心させる
・成功した理由を深掘って、さらに強くなる
成功要因を振り返り、再現性を上げる
・常に一歩先を考えて仕事をする
年間カレンダーに、運用サイクルのイベントを書き込む
それを定期的に見ることで半ば強制的に考えるようにする
5章 メンタルマネジメント
・リーダーの醍醐味を味合い、人生を充実させる
経営に近い仕事が出来る、決定権限が増える、自分の理想のチームを作れる、成長機会が増える
←ここでうまくいくと正のループになるので、本腰を入れて取り組む
6章 セルフマネジメント
・ピンチは絶好の成長機会
ピンチを切り抜け、状況を改善すると、積み上げたプラスは評価と信頼に変わる
・怒られたときこそ信頼度アップの大チャンス
組織の代表として、理不尽に怒られる時もある
真摯に対応し、理不尽でも火に油を注がない
・次のポジションの準備をしておく
チャンスの女神は突然やってくる:チャンスの女神には前髪しかない
・上位リーダーの仕事をシミュレーションする
・経験を重ねてオーラをまとう
共通する9つの振る舞い
- 背筋を伸ばして姿勢良く立ち、まっすぐ相手の目をみる
-明確な判断軸・基準を持つ
- どんな時でも堂々としている
- 決して走らず、ゆっくり歩く
- 主観を捨て、できるだけ客観的に考える
- 感情ではなく、論理で仕事をする
- トラブルや想定外の出来事に慌てない
- メンバーの抱える課題を解決する
- 組織の力学や社内政治に迎合しない
Posted by ブクログ
社会人生活も10年目となり、製品開発の担当モジュールのサブリーダーとなってきたところで、リーダーに関する本を読み漁っており、その中の1冊として読んだ
入社3年目から20年とリーダーをしてきた著者によって、見開き1テーマでリーダーとしての心得的なものを展開してくれている
リーダーのミッションは「ビジネス成果の最大化」と「人材育成」
ポジティブなリーダーがポジティブなチームを作る
一貫して顧客視点で考える
まずは、このあたりの意識をしながら、リーダーの判断や行動に対して自分ならどうするかを充てながら日々シミュレーションして成長につなげられたらと思う
以下、自分用メモ
マネジメントに時間軸の視点を入れる
メンバーに対して大切なことは「よく観察すること」
同じ苦労をつらい経験と片付けてしまうのも、有意義なものにして自分のキャリアにつなげるのもあなたの捉え方次第
(メンバーに対しても)家族あっての仕事、家庭を優先しよう
Whyから伝えるとメンバーのアウトプットとモチベーションの両方を押し上げる
報告は健全に疑う
パフォーマンスの高いチームはオフィス環境もきれい
オーラをまとうリーダーに共通する条件
1.背筋を伸ばして姿勢良く立ち、まっすぐ相手の目を見る
2.明確な判断軸、基準を持つ
3.どんなときでも堂々としている
4.決して走らず、ゆっくり歩く
5.主観を捨て、客観的に考える
6.感情ではなく、論理で仕事をする
7.トラブルや想定外の出来事に慌てない
8.メンバーの抱える課題を解決する
9.組織の力学や社内政治に迎合しない
Posted by ブクログ
既に理解していることが多かったものの、
実行に移せていなかったり、ついつい忘れてしまっている心構えも多く、時々見返すバイブル的な一冊にしたいと思いました。
Posted by ブクログ
リーダー1年目でなくても参考になるマネジメント大全。見開き1ページで完結されていて、イラスト図解もあって読みやすい。マインドセット/メンバー/チーム/ビジネス/サイクル/セルフ/メンタルの7分野を網羅。