【感想・ネタバレ】マイマイは美味いのか 人とカタツムリの関係史のレビュー

あらすじ

歌にうたわれ,子どもの遊び道具や食用,薬用,信仰の対象となる一方で,害虫としても扱われきたカタツムリ.琉球列島をはじめとする南の島々を主なフィールドに,現地での探索や聞き取りを通し,その多様な姿と人々の営みとの関わりを探る冒険の書.私たちが,どこから来てこれからどこへ向かうかを問う「シン・蝸牛考」.

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ゲッチョ先生の生物記は生物学に留まらず考古学や民俗学やいろんな学問を横断的に取り上げていて面白いなと思っていたら、まさに「リカミン(理科系のミンゾク学)」という言葉がでてきた。
カタツムリひとつから次々と知的探究心が沸いてくる様を追体験できる楽しい読書時間!

冒頭に横井庄一さんの話がでてきてびっくり。カタツムリと戦争に関わりがあるなんて、始めて知った。
それにしても戦争って自然環境まで変容させてしまうんだな、とあらためて人間の業の深さを思う。

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2023年10月21日

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