あらすじ
展覧会はどうやって作っているの?
学芸員って何をしているの?
アートは役に立たない?
おすすめの鑑賞方法は?
現役学芸員が語る、美術館の舞台裏と美術鑑賞の楽しみ方。
noteの人気連載、待望の書籍化!
著者おすすめの美術館も掲載。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
ホテルの書籍コーナーにあったので拝読
以前、本屋さんで気になっていた本が見つかってラッキーと思って‥
サラサラっと読んだのもあるけど、2〜3時間で読むことができたのでオススメ
最近時間に余裕があったので、たびたび美術館に足を運んでた
なぜ、美術館にいくのか?
私の場合は、感性に刺激が欲しいからだ
衝撃や感動という感性は、刺激し続けないと衰えてしまうと思っている
アートは、手軽に、気軽に新鮮な情報を脳に与えてくれる
圧倒的な迫力のある絵、カラフルな色彩、ゴリゴリの油絵、西洋のエロス、500年前の屏風、体が浮くような波の映像、先端技術との調和
衝撃を受けて、今でもハッキリと思い出せる作品がたくさんある
毎回とは言わないが、面白い出会いがそこにある
この本を読み、企画を考えたり、保管に携わる学芸員の方々に改めてお礼を言いたくなった
私も静かな美術館が好きだけど、もっと色んな人が足を運ぶべきだと思うから、PRを是非頑張ってもらいたい(公共施設とか行かないと、目につくことがないので)
後半につれて集中力がなくなり駆け足でまわる、は本当にそう笑
だから今度行く際は、まずは全体を把握してみる
監視スタッフの方々は、学芸員さんだと思ってた笑
まさか、一つの美術館に数人しかいないとは知りませんでした
Posted by ブクログ
終始「そうなんだ!」「なるほど〜」の連続で、興味深く一気に読み終えた。美術館の舞台裏や学芸員の仕事について、普段知ることのない情報が盛りだくさんで、驚きと納得の連続だった。特に印象に残ったことをいくつか挙げてみる。
・美術館同士の作品の貸し借りには基本的にはお金は発生しない(一部の私立美術館や寺社は例外。また、輸送用のトラックや作品にかける保険の費用は必要)。
・「美術品梱包輸送技能取得士認定試験」というものがある。
・作品を借りる側の学芸員は、作品の輸送は業者に任せておしまいではなく、必ず現地に向かう(なんならトラックに同乗することもある)。
・照明について。日本画の掛け軸は巻いてあることが基本なので、横方向に折れ目がついてしまうことが多い。このようなものに対して上方向から照明を当ててしまうと折れ目が目立ち、痛々しく見えてしまう。
・博物館法的には、動物園も水族館も美術館も博物館。
・美術館は温湿度管理が命。特に湿度は高すぎても低すぎても良くない。どうしても湿度が低くなる冬場は、乾燥に強い陶磁器や金工品の展示を行う。湿度に弱い日本画の展示は、気候が穏やかな春に行う。
・この本の筆者は鑑賞者にできる限り「作品の所有者のように見てもらう」ように工夫している。
優れた作品ならばいつでも何度でも感動を与えてくれる、というのは幻想。実際は、人によってその作品と出会うべきタイミングがある。
・展示デザインという仕事がある。
美術館に行くことが、もっと豊かで奥行きのある体験になる。そんな知識と視点が詰まった一冊だった。