あらすじ
AI裁判官が法廷を仕切るようになった日本。不敗と名高い弁護士・機島雄弁はハッキングを駆使して勝訴を掴み、事件の真実へと迫る
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Posted by ブクログ
AIを使用した法廷を舞台にしている裁判劇だが、AIが弁護人の服装などを加点項目にしているところなどはそれで良いのかとは思った。ただ裁判の進み方などは相手がAIでありロボットにしか認識できない情報を利用する場面などがあり興味深かった。バックドアがあるのでは?という懸念についても話に登場するので楽しめた
Posted by ブクログ
AIが裁判官となった近未来の日本。
そこで繰り広げられる、ハッカー弁護士の法廷魔術。
しかしその裏には、日本にAI裁判官が導入された際の秘密が関わっていた。。。
うん、前作に引き続き、竹田人造節とも言うべき軽妙なタッチとあくの強いキャラで繰り広げられる近未来法廷劇。なかなか楽しめた。
Posted by ブクログ
まず近未来日本にAI法廷が導入される経緯が良い 凄く納得できしかもソレが伏線となり物語の主題として通して読めるのも最高
主人公事務所に特殊能力を持った押しかけ助手が居付き というくだりは ありがちな展開だと若い女性がこの役に充てられるがそうじゃないところも気に入った
ゲームの逆転裁判よろしく逆転に次ぐ逆転な裁判劇が連作短編で4つも読めてしかも最終話では…
とにかく面白かった 今年のベストはこれかな
Posted by ブクログ
AI裁判官が導入された世界線。
その仕組みを理解することで裏を書き無罪を勝ち取り続ける主人公。
プライド高い系かと思いきや、1話で弁護した野下君との掛け合いはテンポよく、してやられることも……。警戒していたより読みやすかったが、ラストのこの物語の根幹とも言えるシステムの謎については、正直私は1度では理解できませんでした……ちょっと理系ワードすぎるというか、言葉の羅列に分からないという意識が先立ってしまい理解できなかったので、そこだけすぐに再読し、ようやく自分なりに落とし込めました。
そのため少し好みが分かれるかもしれないなぁと言う印象を受けたかなぁ