AI法廷の弁護士

AI法廷の弁護士

小説・文芸
1,100円 (税込)

5pt

4.3

AI裁判官が法廷を仕切るようになった日本。不敗と名高い弁護士・機島雄弁はハッキングを駆使して勝訴を掴み、事件の真実へと迫る

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AI法廷の弁護士 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まったく事前情報なく書店で偶然見つけたので購入しました。本書では4つのケースが収録されていたので、最初は短編集かと思いましたが、実はすべての話がつながっていて、最後にクライマックスとして大きな謎解きがされており、それはそれで面白かったです。


    ネタバレになりますので深くは書きませんが、本書の前提として裁判官がAIになった世界が描かれています。裁判数が激増し、かつ裁決までの時間がかかるという状況で、裁判官をAIにすることでその効率化を図ったわけです。主人公は人間の弁護士ですが、本のオビにも書いてあるように、アルゴリズムの穴をついてでも(汚い手を使っても)勝訴を勝ち取るという凄腕弁護士です。


    最近公開された映画で「マーシー:AI裁判」というものがありました。これもAIが裁判官という想定でしたが、サスペンス的謎解き要素は面白かったものの、裁判官がAIである必然性があまり感じられなかった。それに反して、本書のAI裁判官は、コンピュータプログラムであることや、その作り手の人間が背後にいることなど、「AI裁判官」ならではの落とし穴がふんだんに盛り込まれていて、なるほどと思わせる箇所が多かったです。また登場人物(人間)の個性も面白かった。一番印象に残ったのは、ケース2で登場する、脳波義手を背中に10本つけている千手樟葉というキャラクターでしょうか。普通の人間を「二本腕」と格下扱いするのですが、本書の主題である「AI裁判官 vs ハッカー弁護士」とは別のところでも興味深い味付けがある印象です。

    0
    2026年04月18日

    Posted by ブクログ

    AIが裁判官となった近未来の日本。
    そこで繰り広げられる、ハッカー弁護士の法廷魔術。
    しかしその裏には、日本にAI裁判官が導入された際の秘密が関わっていた。。。

    うん、前作に引き続き、竹田人造節とも言うべき軽妙なタッチとあくの強いキャラで繰り広げられる近未来法廷劇。なかなか楽しめた。

    0
    2025年03月17日

    Posted by ブクログ

    まず近未来日本にAI法廷が導入される経緯が良い 凄く納得できしかもソレが伏線となり物語の主題として通して読めるのも最高

    主人公事務所に特殊能力を持った押しかけ助手が居付き というくだりは ありがちな展開だと若い女性がこの役に充てられるがそうじゃないところも気に入った

    ゲームの逆転裁判よろしく逆転に次ぐ逆転な裁判劇が連作短編で4つも読めてしかも最終話では… 
    とにかく面白かった 今年のベストはこれかな

    0
    2024年06月20日

    Posted by ブクログ

    決して仮想とは言えない近未来、判事はAIと言うソフトにとって変わられた。
    人々は、徐々にAI法廷を受け入れ始めていた。
    しかし、そんな中、機械と化した法廷を冷静に分析する男がいた。機島 雄弁。
    AIを騙して勝訴を勝ち取るハッカー弁護士。
    様々な依頼をこなしながら、この国の正義を巡る一大事件に挑む。

    0
    2026年01月31日

    Posted by ブクログ

    AI裁判官が導入された世界線。
    その仕組みを理解することで裏を書き無罪を勝ち取り続ける主人公。
    プライド高い系かと思いきや、1話で弁護した野下君との掛け合いはテンポよく、してやられることも……。警戒していたより読みやすかったが、ラストのこの物語の根幹とも言えるシステムの謎については、正直私は1度では理解できませんでした……ちょっと理系ワードすぎるというか、言葉の羅列に分からないという意識が先立ってしまい理解できなかったので、そこだけすぐに再読し、ようやく自分なりに落とし込めました。
    そのため少し好みが分かれるかもしれないなぁと言う印象を受けたかなぁ

    0
    2025年07月07日

    Posted by ブクログ

    AI裁判官が当たり前になった日本で、AIの穴を突き続ける弁護士が、やがて国家の「正義」と向き合わされる展開に引き込まれました。
    近未来の司法制度の描写が妙にリアルで、技術の盲点を利用する発想も爽快です。
    ただ、裁判がゲームの攻略のように進む場面もあり、人間の葛藤や倫理の深さはもう一歩踏み込んでほしかったと思いました。
    それでも問いかけは鋭く、今この時代に読む意味のある一冊だと感じました。

    0
    2026年07月28日

    Posted by ブクログ

    最後に透明な証人のところあたりから一気にAI技術の話になって難しかった。
    しかしすごく読みやすくて面白かった。好き。

    0
    2024年12月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    AIを使用した法廷を舞台にしている裁判劇だが、AIが弁護人の服装などを加点項目にしているところなどはそれで良いのかとは思った。ただ裁判の進み方などは相手がAIでありロボットにしか認識できない情報を利用する場面などがあり興味深かった。バックドアがあるのでは?という懸念についても話に登場するので楽しめた

    0
    2025年06月26日

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