【感想・ネタバレ】旅のないのレビュー

あらすじ

コロナ禍中の日々を映す4つのストーリー。
芥川賞作家・上田岳弘、初めての短篇集。川端康成文学賞受賞作「旅のない」収録!

【収録作品】
「悪口」
恋人と過ごすホテルでのゴールデンウィーク。「じゃあ、悪口の練習しよっか?」。僕は初めて彼女と会った時のことを思い出す。

「つくつく法師」
朝の散歩は4歳の息子との日課だ。午後、僕は古いPCで、昔書いた小説を読み返す。

「ボーイズ」
10歳と6歳のボーイズは、亀甲柄と市松模様のマスクでやって来た。弟の息子たちを預かることになった夫婦の夏。

「旅のない」
「作家さんなんですよね?」。出張先での車中、会話が途切れると取引先の村上さんが聞いてきた……。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

コロナ禍を描いた短編小説が4つ収録されてる。
主人公が2,30代男性で、IT系の話しとかもあって身近に感じた
内省的な文章に魅力を感じる
著者の文章読んだことなかったが、他のも読んでみたい

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2025年03月16日

Posted by ブクログ

すごく好きな雰囲気の短編集。
とくに「つくつく法師」と「ボーイズ」が好き。
物語をつくるとは、生まれるとは、死ぬとは。
ミニマムな物語の中に、
そういう要素がぽっと入れられてて、
でも、邪魔になってない。

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2025年01月26日

Posted by ブクログ

表題作の「旅のない」はよかったと思う。
娘のためにたまごっちを懸命にお世話していた、子煩悩な村上、という人物像が物語が進むにつれて陽炎のように揺らぎ、輪郭があやふやになって空気に溶けていくような、そんな気味の悪さがよい。

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2024年11月07日

Posted by ブクログ

芥川賞受賞作「ニムロッド」が妙に私の琴線に触れた著者の初となる短編集。全編を通してコロナ禍真っ只中の日常が描かれているが、「鬼滅の刃」等の固有名詞が数多く登場するため、些か普遍性に欠ける作品ではある。私的には「悪口」で主人公が語る持論に(良くも悪くも)共感出来る部分はあるし、独身の身としては「ボーイズ」の主人公夫婦の言い分にも一理あると思え、僅かながらの高揚感と居心地の悪さが共存する何とも言い知れぬ読書体験となった。村上春樹氏の「ドライブ・マイ・カー」を想起させる表題作の寂寥的で妖しげな作り上がりが好み。

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2024年04月30日

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