【感想・ネタバレ】悪役令嬢の双子の弟 なぜか攻略対象にモテモテです 【電子限定おまけ付き&イラスト収録】のレビュー

あらすじ

ゲーム会社の若手社員織田朝也は、突っ込んでくるトラックから同僚の真利愛をかばい、かわりに死んでしまう。朝也が意識を取り戻すと、運命の女神フォルタナから実は死ぬのは真利愛だったと謝罪され、自分が作ったゲームの世界の真利愛が転生するはずだったキャラの双子の弟として転生することに。真利愛はヒロインの聖女マリアのモデルだったのでその弟に転生と思ったが、なんと、マリアを苛め抜き命を奪おうとする悪役令嬢・オリヴィエの弟・オリヴィオに転生していた。このままだと、マリアと恋仲の皇太子の策で、オリヴィエとその一族は断罪されることになる。それを防ぐため、オリヴィエの身代わりでパーティーに出席することにしたオリヴィオを迎えに来たのは、皇太子の友人で攻略対象の一人であり、親友で同僚の崎森勇気を容姿のモデルにしたトリスタンだった。オリヴィエでないことに気づいたトリスタンは、実は皇太子はマリアに魅了の魔法をかけられたのではと疑っているといい、オリヴィオに協力を求め!?

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これで終わりなの?

正直、転生前の主要人物像については読んでいて簡単に推測できて、ネタバラシ時も私の考察の答え合わせ感があり、意外性はありませんでした。
「やっぱりね。主人公、見る目ない&チョロすぎ(呆)」とだけ。

転生世界のマリアの設定は意外性の塊でしたけどね!
転生者ではないとだけ書いておきます。

ただ、まだこれから色々と起こりそうなのにここで終わりなの?という、凄く中途半端なところで放り出されてスッキリしません。
後書きを読んでも続編がありそうな感じではありませんでしたし。

あと、愛称が名前の頭二文字をとっただけってどうなんだ……
テオドールがテオなのは納得できるけど、オリヴィオならオリじゃなくヴィオの方が良くない?オリだとオリヴィエの名前と被っちゃうし。
まあ、中世フランス風の世界とありましたが、フランスでは愛称というものが存在しないらしいです。あくまでも“フランス風”だから良いのか。
それと、オリヴィエは男性名なので女性に付けるには違和感がありました。女性に付けるならオリヴィアだと思うんだけど。先生、ちゃんと調べたのかしら?

とまあ、ツッコミどころは満載でした。
本当に、悪役令嬢もので己の不貞を棚上げして蔑ろにしていた婚約者を断罪する男ってなんなのでしょうね。誰が最初に考えたのだろうか。そもそも婚約者もちは乙女ゲームの攻略対象として相応しくないだろうに。

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2024年07月07日

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