あらすじ
答えのない時代を生き抜くには「考える力」が必要だ。論理的思考、批判思考、水平思考、俯瞰思考、多面的思考、5つの思考力を鍛える67の知的トレーニングを紹介。必要なのは「地頭力」だけ。Google、Microsoftなどの入社試験でも出題される問題で世界レベルの「考える力」が手にはいる!
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Posted by ブクログ
論理的思考問題が多数収録されていて、解答には論理的な思考の他、全体の俯瞰力や多角的な思考そして閃きなど、思考の全てを動員しないと解答には至らない難問が多数収録されている。解答に至るために、思考の全てを動員しなければならないところが実社会での問題解決に通じており、出典元が、テック企業やCIA、NSAなど入社困難な企業などの採用試験から多くから出されているのも納得である。一見してなぞなぞかと思える問題も、論理的な解決方法が導き出れており、本問を採用試験としているテック企業等が世界を牛耳っていることに納得させられた。
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問題解くのが楽しくて夜更かししてしまった。解説も丁寧だし、面白いコメント(つぶやき?)もあって楽しい。多面的思考7の王様の給料が秀逸だった。考える人すごい(というより悪魔)
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解説が非常に丁寧。
自力で取り組んだ時間が長くなるほど本書の評価は高くなるのではないか。
ヒントもあるし、初見で解けなかった問題も二回目以降は自力である程度解けるようになる。そして、二回目以降であっても、論理的思考で答えに辿りついた時の爽快感は格別。
知的好奇心を満たしてくれる良書として、大学生の息子に勧めようと思う。
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タイトルに惹かれて購入。
論理的思考力を試す問題とその解説が丁寧に書かれている構成。
中には有名な問題もあったが、後半になると高難易度な問題がたくさん出題されて頭の体操になった。
繰り返し解くことでトレーニングになるようなので、日を改めて再読したい。
Posted by ブクログ
【評価】
内容 :★★★★★
読みやすさ:★★★★☆
難易度 :★★★★★
ボリューム:★★★★☆
【所感】
論理的思考能力を試す問題が集められた一冊。体感以下の感じ。
6割:自力で解けた
3割:解説見てあーそういうことかとなった
1割:解説見てこれは無理だったわとなった
本の厚さはあるが文字数は然程多くなく分量としては多くないが考える工程をしっかり取るので読み終わるまで割と時間がかかった。読んでいて飽きずに楽しく論理的思考問題に取り組めた。解説も分かりやすく読みやすい。自分は論理的に物事を考えるのが比較的得意と思っていたが、まだまだ精進せねばなと感じた。シリーズ化したら是非また手に取りたい。
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ドラッカーも提唱した「10のスキル」のうち、
・論理的思考
・批判思考
・水平思考
・俯瞰思考
・多面的思考
各12〜14問、上記の5つの思考別にそれぞれ章に分けて掲載されています。ボリュームたっぷり。じっくり時間をかけなければ正解できない。疲れて放り出したくなるのも、普段その手の思考をしていない証拠でしょうか。解説が丁寧なので、小学生の子も面白がって読みます。中受を経験した上の子は似た問題を経験しているためかサクサク正解しました。
あとがきに書かれた著者のユニークな経歴、そこから学んだ、『考え抜くための「あきらめない力」が今こそ必要』いう言葉に、深く頷くばかりでした。
がんばろ…!
Posted by ブクログ
この手のパズルとしては、多湖輝さんの「頭の体操」をよく読んでいた。
問題も答えも知っているものが幾つかあったが、できない問題が結構あって楽しめた。
「宝石の郵送」などは、昔考えた記憶があるが答えは忘れていた。
結局わからず、答えを読んで改めて感心する始末。
絶対に不可能なようなことが簡単にできてしまう。すごい頭イイ!
答えは秘密にして、問題だけ紹介しておきます。
[宝石の郵送]
取引先に宝石を送りたいが、相手の国は治安が悪く、南京錠をかけた箱でないと中身が盗まれてしまう。
南京錠をかければ盗まれることはなく、安全に郵送できる。
どんな南京錠でもよく、箱にはいくらでも鍵をかけられる。
しかし、あなたが持っている南京錠の鍵を、取引先は持っていない。
そして「南京錠のかかった箱」と一緒に「鍵」を送れば、当然,箱は開けられ中身が盗まれる。
どうすれば安全に宝石を郵送できるだろうか?
・ヒント:「箱にはいくらでも鍵をかけられる」
と、こんな問題が満載です。
ひとつ、答えに納得がいかない(理解できない?)のが「不可能な数字当て」という問題。
[不可能な数字当て]
AとBの2人で数字当てゲームをする。
2人にはそれぞれ連続する2つの自然数(正の整数)が与えられる。
しかし相手の数字はわからない。
お互いにコミュニケーションもとれない。
例えばAに20、Bに21が与えられたとすると、
AはBの数字が19か21ということしかわからない。
BはAの数字が20か22ということしかわからない。
ゲーム開始から1分ごとに鐘が鳴る
鐘が鳴ったら2人は「相手の数字を推測して言う」か「黙って待機する」かのどちらかを選ぶ。
どちらかが「相手の数字」を言った時ゲームは終了し、当てた場合は勝利、外した場合は敗北となる。
確実に勝てる戦略があるのは、数字が大きい方と小さい方のどちらか?
という問題。
Aが1、Bが2 といったケースから考え始めるのだが、この場合0はあり得ない(正の整数ではない)のでAはBが2であると分かる。
BはAが1か3のどちらかわからない。
1回目の鐘でAの勝ち。
Aが2、Bが3 の時は、AはBが1か3、BはAが2か4ということしかわからない。
Bが1なら「Aは2だ」と言うはずなので、Bが1回目で答えない時はAにはBが3だとわかる。
2回目でAの勝ち。
Aが3、Bが4 の時は、AはBが2か4、BはAが3か5ということしかわからない。
AもBも1回目は答えない。
Bが2なら「Aは1か3だ」と考えていたはずなので、1回目でAが答えない時はBにはAが3だとわかる。
Bが2なら、2回目で「Aは3だ」と言うはずだが、実際はBは4なのでBは答えない。
Bが2回目も答えない時は、AにはBが4だとわかる。
3回目でAの勝ち。
あっ!わかった(カモ)
もし、3回目でAが黙っていたら、Bが4の時にはAが5だとわかる。
数字が小さい方をnとすると、n回目で相手はn+1だとわかる。
しかし、自分と相手の数字の大小は時の運。
小さい数字を貰った方が必ず勝つというゲームでした。
まてよ、本当にそう?(なんか釈然としない!)
Aが20、Bが21の時AはBが19か21、BはAが20か22ということしかわからない。
1回目、両者だんまり。
2回目、両者だんまり。
3回目、両者だんまり。
4回目、両者だんまり。
:
:
黙っていることで、何がわかったのか?(˘•ω•˘)??ウーン
「Aが20、Bが21の時AはBが19か21、BはAが20か22ということしかわからない。」のでは?
どちらかが、1,2,3のどれかの数字を持っている可能性がある時にしか確定できないのではないでしょうか。
思考回路が壊れそうなので、スイッチ・オフ· (*ᴗˬᴗ)
Posted by ブクログ
読み始めて、どう向き合えば良いか分からず、停滞した。解けそうにない問題が早めに登場した。といって、早々に解説を読むと意味がないように思った。
途中から、読み物として楽しもうと改めた。それで良かったか?は未だ疑問。解説を読めば、解法を覚えてしまう。個人的には、やはり多面的に解く問題がイイ。容易に解けないから、だけど。
諦めずにものごとと向き合い、考え抜いて解を得る。そんな経験が重要だし、昨今のタイパ重視の風潮には共感出来かねるので、おわりにの章に書かれているコメントに大いに共感。
Posted by ブクログ
「頭のいい人だけが解ける・・・」というタイトルを見て、自分の頭の良さor良くなさを確認するために手に取った。
きっちりやるには手元に紙とペンを使ってじっくり向き合う必要があり、私のような色々な場所でぱっぱと本を読むような者には向かないが、内容としてはとても面白い!特に「偽造コインの山」という問題には、目からウロコ。中学受験の時に学んだ「トーナメントの試合数」問題と同じ衝撃。
将棋や囲碁、麻雀が強い人や、アカギやカイジは、こういった問題を解く能力が突出して高いのではないか、と想像。
Posted by ブクログ
自分に欠けている「論理的思考」を養うために読んだが、実際にスキルアップできたかは別として、とても面白い問題が多かった。
脳みその、普段使わない場所を刺激されているのが何となくわかった。
疲れるし、時間もかかる。。。。
組み合わせなど、思考のとっかかりが掴めない時は、まずは「最大」「最小」といった極端な場合から考える!
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一問一問を考えながら読んでいると強烈な睡魔に襲われるのは普段使っていない脳を使っているからなのか?答えを見てなるほどと思うが、答えを当てられない事が悔しい。柔軟に頭を使えるようになりたいと思った。
論理的思考、批判思考、水平思考、俯瞰思考、多面的思考
Posted by ブクログ
タイトルがややハードル高めな感じですが、軽いキモチで読める本でした。
最初に出てくる問題に目を通してからすぐに答えを見ずに、本を閉じて、ぼんやり考えを巡らせると「そうだったのか〜!」と理解が深まりました。
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読書と言っていいのかわかりませんが、、
1日一問ペースで楽しく取り組めました。
まぁ分類とかはかなりこじつけな気もしましたし、正直鼻につく記載もありましたが笑
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大きく5つの思考問題と最後にまとめの問題が掲載されていて、解くのがゲームを攻略しているようで楽しく、実質2日間くらいで全て一周しました。
論理的思考、批判思考、水平思考、俯瞰思考、多面的思考の中で、
個人的に論理的思考と俯瞰思考は得意でしたが、その他3つはなかなか解けませんでした。
問題を解くために試行錯誤するのが楽しかったです。
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実際に掲載された論理問題に取り組めるのであれば面白い。
私は残念ながら後半太刀打ちはできなかったものの、読んでいてはぁなるほどなぁ、と思わされた。
本書とは異なるものの、最後の後書きにある通り、必ず答えがあるものとは限らない現実との向き合い方をしっかりと持つべき、ということなのかなと思う。
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頭の体操とか大好きだったので嬉しい。難度が上がると自分のワーキングメモリ内では解決しない問題ばっかなので筆記用具はあったほうがいい。著者はこういう問題をブログにして稼ぎ再就職してるらしいからホント人生は何があるかわからん。
コンセプチャルスキルはどの層でも大切というドラッカーの主張を引用してるが納得。そして解けなくても解き方を知ることだけでもその後応用可能というのも。終わりに諦めない力とわからないと答える勇気について述べている。
問題を論理的思考、批判思考、水平思考、俯瞰思考、多面的思考に分類し、分類ごとに難易度分けているのもいいね。個人的には腕力がいらない水平思考が好きだった。
Posted by ブクログ
インテレクチュアルな面白さが満載の一冊。思考力を磨きたい人はおすすめです。解説も大変わかりやすかったです。思考力が体系化されていて、それぞれの分野ごとに特徴がありましたが、これについてはやや後付け感がありました。
Posted by ブクログ
勉強になった。
なんとなくこうかな?と思っていたことが、
実は違ったりと、ほんとか?と疑ったり、
相手がこう思ってるのであれば、こうでは?
と考えることもできるんだなと考える幅は広がったと思う。
Posted by ブクログ
たくさんの問題が載っています。
解説が詳しく書いてあるので、問題が解けなくても理解できました。
もうちょっと詳しく問題文を書いてくれてもいいのにと感じたものもありましたが、そこは想像力の足りなさでしょうか。
改めて数字のバイアスは怖いなと思いました。
私はさっぱり出来なかったので、少し落ち込みました、、、( ; ; )
Posted by ブクログ
グーグルなどの意識高い系テック会社の就職試験に出てくるような論理思考問題を集めたもの。かなり難しいものも多いが解説を読むとなるほど、と思わされるものも多い。
メモを取りながら出ないと難しいものもあり、移動中に読むにはちょっと不向きだったが面白い。
Posted by ブクログ
見たことのある問題もあるが、答えを覚えているとは限らない。難しい問題は、解説を読んでもわからない。そもそも根気よく考える力が衰えているんだな。
Posted by ブクログ
コンセンプチュアルスキルのうち、以下の要素に分けて出題されているため
問題解く時に意識出来るのが良い
論理的思考
批判思考
水平思考
多面的視野
俯瞰力
最後に記載されていた以下が心に残った。
・全ての土台は考えるのをあきらめないこと
・答えを無理矢理出さない。分からないという答えを出す
Posted by ブクログ
難しかった〰️。難易度が星で表示されているのだが、私は星1つでも難しく勘で解いていた。解答の後に、解き方が分かりやすく解説されているのが良かった。最後の難易度 星10!は、問題を理解するのさえ苦労したが、それがまた楽しくて面白かった。
Posted by ブクログ
実生活に活きる知恵を得たかどうかはなんとも言えないけど、楽しく遊べました。
難しい問題もいくつかあって、解けなかったヤツもあったけど、考えた末に解けた時は良い気分になれた。
Posted by ブクログ
コンセプチュアルスキル
①論理的思考 ②水平思考 ③批判的思考 :考える力「トリプルシンキング」
④多面的視野 ⑤柔軟性
⑥受容性 ⑦知的好奇心 ⑧探求心 ⑨応用力 ⑩俯瞰力
問題解決=パズル解決