あらすじ
王太子エメリックの婚約者である公爵令嬢イネス。幼い頃に身分のつりあいで婚約したものの二人はお互いを想い合っていたが、見目麗しく人柄にも優れている婚約者に対し、特徴のない顔で特に秀でた才能もない私。
後ろめたさを感じつつも、エメリックへの気持ちは諦められない……
次第に弁えた行動を取るようになっても変わらない、むしろ年々過剰になっていくエメリックの愛情に内心ホッとしていたある日、「他の令嬢と恋仲のフリをする」と告げられて!?
仕方なく了承したが、周囲からも受け入れられている二人の姿に胸が苦しくなり、ひとり涙をこぼすイネスに彼は「どうかその傷みを私に癒させてくれ」と触れてきて――
絶対に誤解させない溺愛王太子×弁えすぎる控えめ公爵令嬢
WEB版に加え、幼少期やその後の二人のエピソードなど大幅加筆で登場！
感情タグBEST3
何だか様子がおかしい人が多いな…といった印象の序盤。若干の不安と大きな期待を胸に読み進めたが、これは良い！揺るぎない愛、最高ですね。まさに溺愛。
二人の気持ちに寄り添う、ちょっぴり苦しくて、とっても優しい、愛情溢れたストーリーでした。
あっという間に読み終わりました！
イネス以外はどうでもいいと思ってる節があるエミュ、泣きながら演技で喘ぎ声をあげる羽目になったご令嬢には心底同情します。笑
タイトルの意味
自分に自信を持てなくなってしまったヒロインとそんなヒロインを溺愛してしまうヒーローのお話です。
ラストまで読むとタイトルの意味がわかるようになってますね。
