【感想・ネタバレ】「愛着障害」なのに「発達障害」と診断される人たちのレビュー

あらすじ

「発達障害」と診断されるケースが急増している。一方で「発達障害」や「グレーゾーン」と診断されながら、実際は「愛着障害」であるケースが数多く見過ごされている。根本的な手当てがなされないため、症状をこじらせることも少なくない。なぜ「愛着障害」なのに「発達障害」と間違えられるのか? 本当に必要な対処とは何か? 豊富な事例とともに「発達障害」と誤診されやすい人たちの可能性を開花させるための方法も解説。「発達障害」の急増が意味する真のメッセージを明らかにする“衝撃と希望”の書。
※本書は2012年に刊行された『発達障害と呼ばないで』のデータや内容を最新のものにアップデートするとともに、大幅に加筆修正を行ったものである。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

家庭環境や社会的な環境により後天的に発達障害っぽくなってしまう愛着障害のお話。
同年代からのいじめでもなってしまうとのこと。1番大事なのは家庭がセーフティーネットになっているかどうかと、母親の存在。
でもこれって父子家庭とかどうなるんだろ。離婚家庭や再婚家庭でも起こりうるとのこと。

障害を抱える子どもの成長に母親の存在が大きく関わると述べているが、発達障害は母親の責任とは言っていない。子どもとの関わり方で子どもが変わりうる可能性があると述べている。

オキシトシンはストレス耐性を支え、社会性を作る。
社会的認知に大きく影響する。
才能は偏りから生まれる

障害というより、「こういう型の人間」と考える。どの型も進化の過程で必要だから残ってきた。開発者や俳優や博士にも特性を持った人はたくさんいる。インテリ層にADSが多い。

私は小学校の時に女子同士のいざこざが面倒になって女友達を積極的に作らなくなったし、ママ友も作ってない。孤立するほどコミュ障じゃないけど、人のプライベートを詮索したり言いふらす女が怖いから。そして男友達もいらない。マウントをとってきたり、出世レースに利用されるのがウザいから。そうじゃない人もいるけど、見極めるまでに色々と不愉快な目にあってきた。
そんなこんなで、生育歴で障害っぽい症状が見られるというのはよくわかった。私の人間嫌いは生育歴のせい。
というか、これまで一度も辛い経験をしたことがないという人はいないと思うので、みんななんらかの障害を抱えているのでは?

いろんな本を読んでいくにつれて、障害という概念は、画一的な現代社会が作り出したものなんじゃないかと思えてきた。

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2024年07月14日

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