【感想・ネタバレ】お山の上のレストラン2 青葉の頃 ハーブポークの休息のレビュー

あらすじ

ありがっとう。
受け継がれてくってのは、嬉しいもんだな。

〈葵レストラン〉のシェフ・登磨には、忘れられない味がある。それは、彼の原点とも言える祖母の料理。思い出させてくれたのは、不器用だけど、お客様が今求める味を作り出すことのできる美玖。自分に学びを与えてくれる彼女と、難儀なお客に向き合う登磨だったが、店が思わぬ事態に巻き込まれ……。

料理バカのシェフ・登磨と、おっちょこちょい店員・美玖による、心がぽかぽかする感動お料理小説!

『山のふもとのブレイクタイム』改題

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

買ってからずっと積まれていた1冊。
『お山の上のレストラン』シリーズ第二弾。
今回の方が好きでした。
自分を見つめ直す人たち。それに寄り添う美味しい料理。押し付けがましくないように…自分で気づくことができるように…と配慮する人たち。本当に素敵な関係性です。
また続きがあるといいな。

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2025年04月07日

Posted by ブクログ

 前作『お山の上のレストラン』では、非の打ち所のない天才オーナーシェフとして、堂々と飄々と悠々とした店長として、そして美玖の憧れの対象として描かれていた麗しの登磨くんだが、今作は彼が物語の中心となって、美玖をはじめとした様々な登場人物たちとの関わりが綴られている。
 残念なイケメン、鈍すぎる、と何度も評されてきた登磨が、美玖を「好き」と自覚するまでの恋愛小説、として読むのが楽しいが、人生色々、苦味もすっぱみも滑稽味もちゃんと味わえる。まっすぐな美玖ちゃんが可愛い。

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

『山のふもとのブレイクタイム』改題。
「コッヘル・デル・モッタキラ」の、次の1年の物語が始まった。前回は美玖だったが、今回は、それぞれのエピソードを通じて、登麿を中心に語られる。
美玖はデザートを担当することもあり、熱心なので上達していく。登麿のかつての同級生が3人、店にやってくる。味の原点であるやよいおばあちゃん。ここでの重要な食べ物、味噌チーズおにぎりの味。美玖のキャラクターがより明るく強調されているが、これは前作の悲しみを克服したからなのか?ちょっとテンション高すぎてびっくりするけど。

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2025年03月18日

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