あらすじ
公爵家当主のエドワードと10年前に婚約して以来、シエラは彼に恋をしていた。取り付く島もなく冷酷だと噂されるエドワードだったが、シエラを軽んじる態度をとることは決してなく、そんな彼のそばは温かいものであった。だが、彼女はエドワードから自身が嫌われており、妹のヒルダの方が彼に愛されていると思っていた……。ある夜、エドワードが主催する夜会で壁に佇んでいたシエラのもとに、ヒルダが彼のエスコートを受けて現れて――? シエラに向かってエドワードとの婚約解消を宣言するヒルダだが、彼が告げたのはシエラへの愛の告白だった……!? 「あり得ない――私は、シエラを愛している」 騒然となった舞踏会をエドワードと一緒に抜け、彼女は彼の自室に通されることに。改めてシエラが妹との関係に言及するも、エドワードからは熱い想いを告げられてしまい――!?
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実家の家族が悪すぎる
作家さん買いです。
あっという間に読み終えられる長さだったのですが、実家の家族の悪さがまぁ丁寧でけっこうメンタルやられました。
ヒルダは人格障害ですな…そして親はイネーブラー。
シエラはそこから抜け出せて本当によかったです。
エドワード、グッジョブ。
ラストはスカッとしましたし、よかったねぇ!と思える点も大変多かったですが、いかんせんエロが多くて若干びっくり。
それ以外はとてもよかったです。
。
面白かった、よ?
うん、妹は早く精神病院に入れてあげたら良かったのにね。変な恥もかかず、イタイ子にならずにすんだのに。
結局、親が親の自覚がなく、楽な方に逃げた結果、ヒロインにしわ寄せが来ちゃったっていう始まりで……
……公爵家のしかも当主に伯爵よりも低位の子爵の娘がめとられるって、どんだけ公爵様は国中の年頃の貴族娘を袖にしたのか……
「ええい!こうなったら、身分もクソもない!息子が決めた娘なら誰でもいい!」とでも前公爵様は思ったのか……
あと、貴族なのに、婚前交渉が多すぎてびっくりした。
さっさと結婚させてから、物語を始めれば良かったのでは?
というのを差し引いて☆3つ