【感想・ネタバレ】プラナリア人間 1巻のレビュー

多口はじめ / 北野弘務

小さい島ならではの閉鎖的な環境に辟易し、東京で就職することを夢見る主人公・金子優。平和な島だったが、ある日を境に周りの人たちが次々に「感染」し、人を襲い始めた。「感染」した人は手足を切り落としても再生し、切った数だけ体が増えていく。増え続ける「感染者」に対して、普通の人間はどう立ち向かえばいいのか。島を舞台にした、人間 VS 元人間のパニックホラー。

[山口透析鉄 · ★★★☆☆]

題名通りです

八丈島とおぼしき都内の島で、台風の最中、異変が始まります。
主人公が知人の代わりに誘うように頼まれたはずが、思わず自分が、と誘った同級生の女の子(学年10人のようです)と親密になりかけているところから異変が発生して、これ切っても増えて再生するという厄介なゾンビになっています。
知人の自宅に行ったらその母親も複数人数出てきたりで、表情もプラナリアっぽいです。でも全3巻で終わっているようなので、続きはどうなのでしょうか

[amie · ★★☆☆☆]

もったいない

よくあるパニックホラー系。

ゾンビがプラナリアになっただけという感じとも言える。

舞台が山奥の村とかではなく、八丈島がモデルらしき孤島というのはちょっとだけ新鮮。
でも、目新しいのはその程度。

展開はゾンビものとほぼ同じ感じで、新しさはない。
悪い人間が出てくるのも、友人がやられてしまうのもお約束。

普段のキャラ絵…特にヒロインがかなりかわいく、この作画で普通の恋愛ものを読みたかったと心から思う。
その意味でもったいない。