あらすじ
ドラマ「37歳で医者になった僕」の原作!パチプロ、サラリーマン、引きこもりを経て、37歳で研修医になった僕。夢と希望を抱き大学病院に乗り込んだが、そこはおかしな奴らの巣窟だった。高額時給のバイトに勤しむ医師、夜な夜なナースの回診に出かける研修医、患者の受け入れより優先される教授回診……。実体験を基にハチャメチャな医療現場と新米医師の成長を描いたエンターテインメント。
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Posted by ブクログ
昔の研修医って、今よりも大変だったんだね。
それでも、この人、すごい。
受け入れるだけでなく、ちゃんと自分で考えて、それで、行動してる。
なかなか、できないことだと思う。
Posted by ブクログ
37歳で医師になった川淵先生のエッセイ(?!)
ドラマ化された部分もあるが、ドラマは作られ過ぎた部分が多く「こんな医者いないよ!」と思って観ていた。
こちらの原作は事実に基づいており、医療者も違和感なく読める。
10年以上医療に携わって来て、少しずつこちら側(医療者側)の考えになっていってきている自分に気づかされた。
医師や病院側の都合が第一になってしまって、患者さんの事を第一に考えて仕事ができないために4年前に転職までしたのに、また同じ事の繰り返しになるところだった。
この本を読んで、病院や医療の体制が悪いと言うばかりではなく、自分が出来る事やお手伝い出来る事はやればいいんだなと思った。同僚や先輩の「そこなまでやらなくてもいいんじゃない?」という言葉など気にしないで私は私でやればいいんだと思った。
こんなに理想的な医師はものすごく少ないと思うが、1人でも多くの医療従事者が少しでも患者さん優先に医療という仕事をしていってもらえたらいいなと思った。
Posted by ブクログ
職業柄、医療系の本には何となく手が伸びてしまう。
こういう考え方の医者ばかりだと、それはそれで大変かもしれないけど、こういう考え方を持った医者が少なからず居るということが、素直に嬉しい。
最近、ちょっと悩んでいる事の答えが少し見えてきそうな気がした。
Posted by ブクログ
2014年4月から、草薙くんが主演でドラマ化。
この研修医の話は古く、最近の研修システムとは異なるため、今後意志を目指す人にはあまり参考にはならないと思う。
こんな研修医が同期にいたら仲良くはなってないと思うが、私も似たような環境の研修医時代だったのでとても同感できた。特に、単なる雑用係としてしか考えられていない人権無視の研修医の立場、患者をモルモットにしか思っていない大学院生からの圧力、意味のない教授回診など、当時同じように不満を感じていた。そのなかで、自分だけは患者さんを大切にしようという熱い思いを持っていたことを思い出し、現在の状況をいろいろ考えさせられました。
今は逆に研修医を指導する立場になって、現在の研修システムに対する問題を感じながら読めました。それは、「研修医の患者さんに対する責任感の欠如」。医師になろうと志す人は、患者さんをよくしようと思う気持ちは今も昔も同じはず。研修医自身の問題より、システムの問題が大きいと感じた。
今度、ドラマ化が決まっているようであるが、そのあたり伝わるといいなと思います。