【感想・ネタバレ】三淵嘉子 日本初の女性弁護士のレビュー

あらすじ

時は昭和、「女性は裁判官になれない」という法曹界に怒りを燃やす人物がいた。彼女の名は、和田嘉子──のちの三淵嘉子。「女の法律家など」と言われた時代に、日本初の女性弁護士のひとりとして奔走した嘉子の夢と生き様、戦いを描く傑作評伝。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

何より私が法律に求めるものは、社会に、あるいは世界に、幾万といる弱き人たち、人として尊厳ある生涯を送れない人たちを救う仕組みであるということです。貧しさや身分の低さといった、その当人に責任のない背景から、人として保障されるべき幸福を得られていない人たちを救うための仕組みである。ーーということです。その仕組みが明確なものであるならば、自然と社会秩序も守られるようになる。私は、そう考えております。

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2024年05月20日

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