【感想・ネタバレ】三淵嘉子 日本初の女性弁護士のレビュー

あらすじ

時は昭和、「女性は裁判官になれない」という法曹界に怒りを燃やす人物がいた。彼女の名は、和田嘉子──のちの三淵嘉子。「女の法律家など」と言われた時代に、日本初の女性弁護士のひとりとして奔走した嘉子の夢と生き様、戦いを描く傑作評伝。

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Posted by ブクログ

朝ドラきっかけで読み始めた。朝ドラがどこまで本当でフィクションか分からなかったが、かなり忠実に、そして丁寧に再現されているのがわかった。三淵嘉子さんの人生を簡潔にまとめた、良作だと思った。

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2024年06月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何より私が法律に求めるものは、社会に、あるいは世界に、幾万といる弱き人たち、人として尊厳ある生涯を送れない人たちを救う仕組みであるということです。貧しさや身分の低さといった、その当人に責任のない背景から、人として保障されるべき幸福を得られていない人たちを救うための仕組みである。ーーということです。その仕組みが明確なものであるならば、自然と社会秩序も守られるようになる。私は、そう考えております。

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2024年05月20日

Posted by ブクログ

和田嘉子さん後の三淵嘉子さんは旧姓武藤嘉子さんでした。日本初の女性弁護士のひとりとして長女で3人の弟たちがいた戦争と家族を守っていく話から強い嘉子さんの人生には、後に法律家として生きて行く以前に家族を守る1人の女性であることに感動しました。

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2024年04月29日

Posted by ブクログ

朝ドラから関心をもって手に取った一冊。
あの時代に女性が法曹界に進出する大変さは想像するのは簡単だが、周りを納得させる人柄と秀才さが備わっていたからこそ成し遂げることも出来たのだろうと思った。

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2024年11月10日

Posted by ブクログ

朝ドラ「虎に翼」の主人公モデルで、司法試験の女性第1号合格者、三淵嘉子さんの物語。

明るく元気よく、しかも優しい人。信念を持ち、決してあきらめず行動し、オチャメな一面も持ち合わせてと、彼女の魅力はとどまらなかった。

戦争で別れや困難を経験した後、困っている人や弱っている人のためになる仕事をやりとげたことに、私は敬意を表したいと思った。

女性が、自立とそれに伴う責任を、やっともてるようになって来た今の世の中。まだまだ問題が多いこの国のことを、三淵さんはどう思うだろうか、とも思った。

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2024年08月23日

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