【感想・ネタバレ】カワイソウ、って言ってあげよっかwのレビュー

あらすじ

仲良し5人組が、1人ずついなくなる。「私は悪くない」から始まる「エゴミス」!

いわゆる「HSP」であるヒトミは、その繊細な性格のせいで損ばかりしてきた。大学時代からの親友4人を見て劣等感をくすぐられ、また惰性で付き合う彼氏やアルバイト先の人間関係などに辟易していた。ある日Kポップにハマってしまった彼女は、無垢なアイドル達のきらびやかな笑顔を見て、自分もすべてを捨てて渡韓しようとする。
女性5人それぞれが自らの「生きづらさ」を語るが、いつの間にか他人への浅はかな羨望、嫉妬といった黒々とした感情が渦巻き......
「Cocoon」シリーズの作者が贈る、全く新しい「生きづらさ」文学。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

嫌な人間、不幸になる人間、貶める人間…
そんな人しか出てこなくて非常に面白い!!
イヤミスラバーとして最高の読み心地でした。

「生きづらい」と嘆いて消えていく友人たち…
それを心配している風に装って、馬鹿にしている友人たち…
都合の悪いことは忘れて傷を舐め合う友人たち…
女こわいね~分かる分かる
大人数女性グループなんて何歳になっても碌なもんじゃないよね

と思ってたらまさかのしっかりした殺人事件。
後半で犯人は分かるけど…それにしても言い分にはなるほどなぁと。

「生きづらい」なんて言うもんじゃないなと思った。
人間のドロドロ汚い感情が好きならおすすめ!!

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2025年05月18日

Posted by ブクログ

ぬるりと始まってズブズブと底無し沼にはまりこむ感覚。
生きづらい人たちがだんだんと本音を現す。
都合5人(とあと幾人か)の生きづらい人が描かれるが、配分の違いはあれど、どの生きづらさも現代は誰もが持っているのかもしれない。
ラストは、そうきたか!
余韻というか余波が残る作品。

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2024年11月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の数ページで急に激辛になる
それまではいろんなパターンで生きづらい人を描いていて今どきの社会性というか、読者に寄り添う系なのかと思っていたら急に痛烈なメッセージでビビった

もっとも印象的だったのは「暇だから生きづらさを感じる」という点
たしかにマンモス飼ってた頃や戦争してた時はそんなこと考える余裕はなかっただろうし、物や情報が溢れてる現代ならではので悩みなのかな。

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2024年08月05日

Posted by ブクログ

読みやすくて面白かった。みんなそれぞれ抱えているものがある。はたから見たら羨ましい話だったり、大した問題に思えなくても、当事者の感じ方は全然違う。多かれ少なかれ、誰にでもあることのような気がする。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

面白かった。人間は大抵の人が、相手に対してカワイソウって思いながら人のことを見下したり、自分は相手よりは優れていると思いたいものなんだなぁと
樹の罪が分かりやすすぎて読めてしまったのが少し残念やから星4で

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2025年05月10日

Posted by ブクログ

仲良し5人組の女友達が個々に抱える生きづらさによって失踪、傷害事件、自殺…と次々と不幸な目にあっていく。
生きづらさを語る人ほど「生きづらさモドキ」なのでは…
暇人だからコンプレックスを抱えや嫉妬等余計なことを考え、生きづらさを振りかざすのだろうか…
心抉られる現代ならではのミステリーでした。

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2025年05月09日

Posted by ブクログ

生きづらさを抱える女性五人を取り上げたお話です。様々な生きづらさがありますが、中でも自分は「繊細さん」の章に共感しました。相手を気遣いすぎてしまう人で、平凡な自分にコンプレックスを感じています。自分も不必要に相手を気にしてしまうところがあるので、話が進むにつれて図星をつかれたような感覚でドキドキしていました。文中ではそれぞれ自分の抱える生きづらさを「それでも頑張って生きている自分に酔っているだけ」と表現していましたが、私はそれでもいいのではないかと読み進めていく中で感じました。どんな形であれど、自分を愛せているのなら良いと思います。

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2025年03月09日

Posted by ブクログ

タイトルからは想像できなかった内容だった、読みやすくて面白かった。女同士はやはり表面上仲良くみえてもやはり怖いものだなと。自分自信も生きづらさを感じて頑張って生きてる自分に酔っているだけなのかもとハッとさせられた

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2025年01月22日

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わかる〜って共感しまくった
完全に私はカワイソウっていってほしい側の人間なんだろうな
自分って卑怯なやつだととことん自覚した本だった

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2025年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「本当に大切なのは何かに責任転換することでも他者の承認を得ることでもなくて、生きづらさにもがく自分を、自分自身でありのまま認めてやることなのに…。」

生きづらさについてとても考えさせられた。

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2024年12月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「この世の中が生きづらい・・・生きづらい中で必死に頑張ってる私・・・もがいてる私・・・かわいそうな私・・・」
肯定して欲しいんですか?
あなたみたいに苦しい思いをしている人はたくさんいるのに、自分だけは特別って思ってるんですか?
カワイソウって言ってあげましょうかw

世の中に対して生きづらいと感じている5人に焦点を当てた5編から成る小説。
各章のタイトルは下記の通り
1,「繊細さん」の生きづらさ
2,「バリキャリ」の生きづらさ
3,「専業主婦」の生きづらさ
4,「インフルエンサー」の生きづらさ
5,「生きづらさを見つめる人」の生きづらさ

自分や周りに当てはまる人はいるかもしれない。
そういう人たちに寄り添う本なのかと思いきや全然違う。

「生きづらい」って結局なんなのか?
思ったように物事が運ばないこのなのか。
本当の自分を偽って周りの期待する人物を演じることなのか。
周りの反応に敏感になってしまって本音が言えないことなのか。
みんな大なり小なり「生きづらさ」は抱えている。

だからと言って「生きづらい」ことを盾にして怠けたり動かないことの言い訳にしたって仕方ない。
その生きづらさはあなたが勝手に虫眼鏡で拡大しているだけかもしれない。
「生きづらさ」を見つめることで、他のことから目を逸らしたいだけかもしれない。

それって生きづらさを抱えた自分、それでも頑張ってる自分に酔ってるだけじゃん。
その人たちが抱えている「生きづらい原因」を取り除いても、別の生きづらい原因を見つけてまた言う。「生きづらい」と。なぜならそれが心地よいから。何かのせいにしてるのが一番楽だから。

本当に生きづらいと感じているのならごめん。
でも「生きづらい」と感じてる自分に酔ってるんだったら、カワイソウって言ってあげるよw

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2024年11月16日

Posted by ブクログ

表紙がこういった女の子のイラストの本、流行りなのか増えてるなと思ってた。なのでこの本作もそういう表紙なのかなと思いつつ、憚られながらも(なんか表紙のイラスト感じ悪……)って思っていた訳だが、読み終わるともしかしてわざとなのかなと思えてくる。改めて見ると絶妙な表情をしているなぁ。中表紙の表情違いもなかなか……。
登場人物と同世代なので全員それぞれにうっすら共感して、うっすら嫌悪感も感じる。面白かったです。

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2024年10月04日

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最近よく聞く『生きづらい人々』をテーマに
書かれたイヤミスでした。
私自身もHSPなのかなと思う節がある
どちらかというと不器用な生き方をしている方で。。。
しかし、この本は
『世の中生きづらいよねー、辛いよねー、
かわいそうだねー』と慰めてくれるようなものでは全くないです(笑)
グサグサと刺さるところが多々あります。
『生きづらい世の中』に胡座をかかず、変えていく努力も大事ですね。

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2024年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに一気読みしました。生きづらさをテーマにした現代的な小説かと思ったらそうじゃない。ある意味ミステリー?途中「こっわ…」と声が出てしまいました。
若者と接することが多い職業なので、昭和生まれの根性論で生きてきた私は、現代人(特に若者)は生きづらさを抱えている人多いな〜なんて思っていたので、いやいや、「生きづらさモドキ」もいるのね、と新しい考え方が生まれました。みんな結局自分が大好きw

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2024年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初は自分ごと化できない物語続きで共感できなかったけど、ラストスパートが自分のこと言われていて恥ずかしくなった。
生きづらいとは感じたことないけど、他力本願だったり環境のせいにしたりカワイソウな自分に酔っていたりするし、虚栄心も大きくなりがちだから自分のこういうところ痛いな、受け入れたいなって思えた
でも一方で、リンはこういう気持ちが微塵もなく、偉そうに言える立場なのかなとも思った。
(物語の役割上しょうがなくはあるが)
できた人間なんてそうそういなくって、みんなどこかではこういう不完全さ、恥ずかしさも持ち合わせているんじゃないかな?
だから、考えすぎたり、無駄に揚げ足取りすぎたりするのも違うんだろうなって思った。

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2024年08月02日

Posted by ブクログ

生きづらさがテーマのイヤミス。
ミステリーは弱めでイヤの要素が強かった。
仲良しな女同士の嫌な感じと暴力描写。怖かった。ゾワゾワした。

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2024年07月20日

Posted by ブクログ

タイトルの“w”。
「コレ、めっちゃ大事。絶対に必要。」
って勝手に思ってる。
大事よね?

☆第一章 「繊細さん」の生きづらさ
☆第二章 「バリキャリ」の生きづらさ
☆第三章 「専業主婦」の生きづらさ
☆第四章 「インフルエンサー」の生きづらさ
☆第五章 「生きづらさを見つめる人」の生きづらさ

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2024年07月13日

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ほぼいっきよみ、引き込まれました。
5人の其々の表と裏。友達だと装いながらの本音。
生きづらい可哀想な私 本当の私 皆わかってくれない わかってほしい 私の気持を満たしてほしい。 
私がこんなに苦しいのは、貴方や世の中のせい。人せいにして正当化する。モドキは、暇人、といいきる。
其々の気持ちの中に寛容な理解を示しつつ、自身にも宿る同じ様な感情に気づき、ハッとする。

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2024年07月10日

Posted by ブクログ

この歳になると、昔話に花を咲かせている瞬間が一番楽しく感じる。それはもしかしたら、「今」が楽しくないことの裏返しかもしれない。

「そうやって人一倍プライド高いくせに頼られるのは重荷だとか、本当は甘えだいのにとか文句ばっか言ってさ。デキる女に見られてばかりは嫌、でもその辺の女と一緒にされるのも嫌、みたいな。わたしをバリキャリの型にはめないで、本当は弱いところもあるんだから…みたいな?はは、めんどくさすぎ」

「かまってちゃん」ならぬ、「わかってちゃん」。
響也くんはわたしを、そう呼んだ。

わたしは、親子だからというだけでわたしに負担を強いる子どもたちを、うっとうしいとしか思っていなかった。ただ、あの子たちがいることでわたしの居場所が確固たるものになっていたから、それなりにお世話してあげた。愛しているふりをしてあげた。それも今となってはぶち壊されちゃったから、煌斗と選斗がこの先どうなろうが、知ったことじゃないけどね。
母親失格?そうね。でも、わたしはそういう人間なの。何かいけない?

《変えられるものを変える勇気を
変えられないものを受け入れる冷静さを
そして両者を識別する知恵を与えたまえ》

「みんなもっと、自分の感情をさらけ出せばよかったんだよ。言い換えるなら、もっとわがままになればよかった」
いい人でいなくちゃいけない。
周りが期待する自分でいなくちゃいけない。
世間の「普通」に合わせなくちゃいけない。
そうじこんで必要以上に我慢し続けるから、煮詰まって、苦しくなって、ふとした拍子にすべてが瓦解してしまう。

「けれど我慢するってことは、心を殺すことと一緒でしょう?そうじゃなくて、自分自身の心の声にちゃんと耳を傾けて、自分が本当に言いたいこと、やりたいことに忠実であるべきだと思うんだ。周りの声なんて参考程度に聞いておけばそれで充分。だって誰かのために我慢しても、その誰かがわたしたちの人生に責任を持ってくれるわけじゃないもの。そもそもこんな生きづらい世の中になったのは他でもない社会のせいなんだから、人の道さえ外れなければ、みんなもっと自分勝手になってもいいんだよ。愛に乏しい世の中だからこそ、せめて自分のことは思いきり愛してあげなくちゃ」

「そうやって自分をラベリングして、ああ何てかわいそうなわたし、って思っては自己陶酔してたんでしょ?オナニーみたいにさ。でも、あんたは違う。本当の繊細さんっていうのは自己肯定感が低くて、自分に期待できない人のことをいうんだ」

「当ててあげようか?自分なんて社会に必要ない存在だと嘆いてはいても、あんたは腹の底じゃ自分こそが選ばれた人間、特別な何かになれる存在だと考えてるんだ。つまりは自己肯定感が低いわけでも他人を気遣ってるわけでもなくて、ただ自分をよく見せたいだけ。虚栄心の塊といってもいい。そんな人が繊細さんを自称するなんて、図々しいとは思わない?」

「本当に大切なのは何かに責任転嫁することでも他者の承認を得ることでもなくて、生きづらさにもがく自分を、自分自身で、ありのまま認めてやることなのに…。何はともあれ、俺はこの五人をカワイソウだとは思いません」

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2024年07月04日

Posted by ブクログ

非常に面白かった。
生きづらいと思うことについての考えが広がった。
やはり人は時間と余裕があると逆にマイナスの方向に思考が巡っていくのかと思う。
4日間で読み終えた。
久々に熱中できた本。
ただ犯人と動機は微妙だった。

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2024年06月27日

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれて読んだら面白かった。
ミステリーとして面白いというより、人間模様的な面白さ。
自分がドラマの主人公になったような、そんな風に思いたい時期ってあるよなと思った。
私がそうだっただけか…?
でも女性に多いムーブな気がする。男女で分けるのは違うと思いながら、女性に多いと思ってしまう。
きづらいなんて、そんなことは思わなくなった今も、人のことを分析して本質をわかったような気になることだけはしないようにしようと心に誓った。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

確かにこれは後味は悪い靄持たする終わり方だった。
でも考えさせられることもありつつ、良かった。

樹の言葉で刺さった言葉がいくつかあるけれど、全部共感は出来なかったな。恩人である葵に執着というか依存していた部分もあって妄信している部分もあるのだろうかと思ったら、葵の分析もしていたし、そういう訳でもなさそう。余計に共感できなかったけれど、ストーリーとしては面白かった。

我慢するな、わがままになれというようなことを言っていたが、全てそれに該当する訳では無いんだよな...。

このセリフ好き。
「石橋を叩いて叩いて、ヒビがないか調べてはまた叩いて、渡るか渡らないかを迷っているうちに、人生は終わってしまう。」

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2025年08月19日

Posted by ブクログ

カワイソウ、って言ってあげよっかw
夏原エヰジさん

おもしろかった。

生きづらさ。
自分はカワイソウ。
自分より相手の方がカワイソウ。

内容がコワイ。
でも、読み続けてしまう。

イアミス。

読んでみて、感想を聞きたい。
おススメ。

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2025年06月23日

Posted by ブクログ

生きづらいと思ったことはないかも。
それぞれの話はあーそうなんだと共感出来るところもあったけどな。まぁ自己中といえばそれまで。
ただ、こんなに相手を見下したり嫉妬したりしてる女たちが何年も女子会なんて続かないでしょーとは思った。嫌な相手となんか会わなきゃいいのにな。

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2025年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読んでいって「この人が犯人かな」と思いつつ、読み進めていったけれど、犯人は意外な人物で(違う人物で)驚いた…。
「世の中は生きづらい生きづらい」と、もがいている登場人物だらけだけれど、本当に生きづらい世の中なのだろうか、?
「生きづらい」と言っているだけで自分を正当化しているだけなのではないだろうか。この本にはそれぞれ違った性格や環境を持つ登場人物が出てきて、それでも共通するものがそれぞれの「生きづらさ」に行き着く。

そんな登場人物たちが次々亡くなったり過ちを犯したり自殺したり…していき、、、
読みやすく書かれているので、夢中になって2日で読んでしまった!読書苦手な方でも比較的読みやすい方なのでオススメかも。でも後味が悪いので、そこにはお気をつけてください、、!

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2024年11月27日

Posted by ブクログ

初読み作家さん。カテゴリ的にはイヤミスになるのかな?最後まで何が起こるか予測できず、一気読みでした。繊細さん?、バリキャリ、子持ち主婦、インフルエンサー、成功した漫画家、それぞれの生きづらさは、今の時代を上手く切り取っていた。
普段、多用されている生きづらさという言葉の正体が掘り下げられていた。ヒマだから生きづらさを感じるんだよという主張に一定の共感はできるけど、バサっと切り捨てることは私はできず、かといって彼女たちに共感できるわけでもなく、モヤモヤが残った。

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2024年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリーとしては少し捻りが少なく、生きづらさを自称している登場人物が不運な目に遭うのが、少しやりすぎに感じてしまって、読後感が悪かった。

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2024年11月10日

Posted by ブクログ


“生きづらさ”とは…
繊細さんの生きづらさ
バリキャリの生きづらさ
専業主婦の生きづらさ
インフルエンサーの生きづらさ
漫画家の生きづらさ

漠然と感じている“生きづらさ”を
立場も環境も異なる4人の登場人物を通して、
人の表の顔と裏の顔、仲間内にも見せない本音や
心の暗い部分を見せつけ考えさせられる。

決して安易に口にしているつもりはなくても
生きづらいと言葉にしてしまうことに躊躇いを
感じずにはいられなくなる物語。

生きづらさってなんだろう、
なぜ生きづらいと感じるんだろう、
痛いほどに鋭く突きつけられた気がします。

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2024年11月07日

Posted by ブクログ

かわいそう、って言ってあげようかは、感情や人間関係を深く掘り下げた作品です。あらすじとしては、主人公が周囲の人々との交流を通じて、理解や共感の大切さを学んでいく過程が描かれています。彼女は、他人の痛みや喜びに寄り添うことで、自分の成長や自己理解を深めることになる。

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2024年10月19日

Posted by ブクログ

生きづらさに焦点を当てた作品。
結構心にグサリ、ときたなあ。まるで自分のことを言われているかのようで…。自分をカワイソウって思うことはそんなに悪いことなのだろうか。
可哀想、生きづらい、と思うこと自体のおかげである意味生きやすくなっているのであればそれはそれで良い気がする。
そんなに復讐に至った理由にも共感できず。当たり前だけど、そんなことで殺しちゃダメでしょうとミステリーが好きなのにつっこんでしまったり。でも読みやすく面白くはあった。

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2024年08月29日

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