あらすじ
ニヴァーナ王国の第二王子・イルは、異世界から来た聖女に当て馬として利用され、学園で兄王子に断罪されてしまう。さらには突然、父王に龍人国との和平のために政略結婚を命じられた。戸惑うイルを置いてけぼりに、結婚相手の龍王・タイランは早速ニヴァーナにやってくる。龍人国の風習に則り、離宮で一ヶ月間一緒に暮らすことになった二人だが、なぜかタイランは初対面のはずのイルに甘く愛を囁いてきて――?タイランの優しさに触れ、ひとりぼっちだったイルは愛される幸せを知っていく。孤立無援の当て馬王子の幸せな政略結婚のお話。 ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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よくある断罪モノかと思ったけど、一味違いました。主人公が何度も不憫な目に遭うのが、可哀想です。最後にはスパダリな黒龍様の溺愛が、主人公を幸せにしてくれて、本当に良かったです。
匿名
黒龍陛下の一嗅ぎ惚れ
祖国のイルに対する扱いが酷すぎて、兄がクズすぎてびっくりです。聖女よりもひどいかも。
その分タイラン様の器の大きさがわかる感じですね
タイランとホンファの軽口を叩きあうシーンとかほっこりしました
物語としてとても面白かったです
良かったです(*^^*)
他の方もレビューでおっしゃってますが、断罪ものでも後々の「ほわぁっ!」「おおっー!」と思わせる所、転生物かも思ったらそうでもなく、受け様の健気さ、攻め様の執着っぷりとかっこよさが、今まで読んだ中でもお気に入りになりました。続きがあったらぜひともに読んでみたいと思います(^o^)/
こういうのもアリ
流行りの悪役令息ものかと思うような謂れの無い断罪シーンから始まる物語。...ですが、主人公は転生者ではありません。
なので転生ものではないんだな...と思って読み進めていくと、後半でひっくり返されます。この設定の物語はとても新鮮でした。なるほど、こういうのもアリですね。
主人公2人の出会いその他は既視感があったのですが、龍人たちのキャラクターが良かったので楽しく読みました。
癒し
ふんわり優しい物語。虐げられてきた期間が長く、悪い方に考え自分を大切にできない主人公に時折胸が苦しくなります。黒龍王の愛が甘くしつこくて◯
同性愛を排除する価値観の中で育ったイルにとってタイレンを受け入れるのは難しかったでしょうね。それを自然に受け入れることができるようになって、愛とは偉大でした。ただ、イル目線ばかりで裏でタイレンたちがどんな暗躍ぶりをしていたのか書いて欲しかった。ところで性格悪い異世界聖女にキャンセラーがいるんですね。