【感想・ネタバレ】欲望産業 上 小説・巨大消費者金融のレビュー

あらすじ

大手都銀の帝都銀行・元常務の大宮紘平は、行内抗争に敗れ、系列の帝都クレジット社長の座も追われようとしていた。かつて頭取候補と目され、カード業界で大宮旋風と言われる拡大路線を展開したその経歴と手腕に目をつけたのは、消費者金融最大手・富福のオーナー社長、里村栄一だった。が、大宮を待ち受けていたのは、富福の驚くべき企業体質だった。消費者金融の絶頂期を克明に描き、その後の凋落を予言した傑作経済小説。

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Posted by ブクログ

某消費者金融をモデルとした、ノンフィクションノベル?
こんなに無茶苦茶をやっていたのかと思うと、過払い利息に追われていた人が浮かばれない。著者の本を初めて読んだが面白かった。

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2011年07月30日

Posted by ブクログ

元エリート銀行マンがサラ金に転職するという小説。
実話をもとにしていて、三井住友銀行の頭取候補が武富士の幹部に転職したらしい。

主人公の元銀行マンが正義というわけではないが、武富士の社長とその側近達がかなり悪どい様子が描かれている。
もっと消費者金融や武富士の実態に迫った様子が描かれているかと思ったが、主に銀行と武富士の派閥や根回し構想が描かれている。

思ったより面白くはないなあと思いながら、ここまで読んだからにはとりあえず下巻も読む。

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2022年07月03日

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