あらすじ
報告、連絡、相談、プレゼン、営業、案内、会議などに必須のスキルを身につけよう!
「丁寧に説明したのに、結局何が言いたかったの? と言われてしまう」
「自分の説明が、本来の意図とは違うニュアンスで相手に伝わってしまう」
「相手にも会社にもメリットのある提案をしたのに、動いてもらえない」
このような悩みを持っていないでしょうか。
説明がうまくできないと、解釈の違いからミスが起きたり、言った・言わないで大きなトラブルが起きたりします。
また、説明ができずダラダラと話し続けると、聞き手はいらいらしたり、途中で飽きたりしてしまい、最後まで話を聞いてくれません。結果、プレゼンや商談に失敗してしまうのです。
自分の言いたいことを正確かつ端的に伝えられれば、相手はきちんと耳を傾けてくれるし、こちらの意図をしっかり把握・納得して動いてくれます。
そこで、本書では説明上手になるための「自分の考えが正しく相手に伝わり、相手が納得して動いてくれるようになるためのコツ」を100個収録しました。
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Posted by ブクログ
とにかく伝わった!
Excelでグラフを作る際の一工夫、メールを送る際の注意点、リモート会議で説明する際のコツなど、さっそく仕事で活かせそうな内容が盛りだくさん!
筆者の経験を具体例に、どのようにすると相手により伝わるか?誰に対してもわかりやすい説明になるか?大切にしたいノウハウがこの一冊に詰め込まれていた!
わかっていても実践しなければ意味がない!
辞書のように、何度も読み返したい一冊。
Posted by ブクログ
「上手く説明する力」を鍛える…のではなく、「上手く説明することで聞き手に伝わって納得してもらう力」を鍛えるための100個のコツが書かれた本。
「上手く説明できるかどうかが重要」ではなく「聞き手に伝わるかどうかが重要」という観点によるコツが挙げられている。
Posted by ブクログ
個人的には下記が1番刺さった。
・「何が伝わればここはOKなのか」を把握し、それ以外の情報は思い切り排除する
説明が下手な人は「正しさ」にこだわってしまい相手の混乱を招くような複雑な説明をしてしまう。
Posted by ブクログ
説明がうまくできるようになる100のコツ。まず自分が、相手のことをわかろうとしなければならない。相手が聞きたいことは何か?
人の思考パターンによって説明の仕方を変えるなど。
参考になることが多かった。
Posted by ブクログ
100のセクションにわかれて短く表現しているのでわかりやすい。
100のうち最初の方は特に一般常識のような事が書かれており退屈さを感じるかもしれないが、読み進めるうち自身に足りないところがが出てくる。
そこをクリアにすることであなたも説明マスター。
AIのプロンプト作成にも役立ちそうな良い本。
Posted by ブクログ
また、嫁が買った本を発見。自身のビジネス書離れを憂いていたので、正直助かる。
わかりやすく、誤解されにくく、言いたいことが伝わる。そんな説明の技術を100のポイントで伝える。
まず、大前提は言いたい事を伝えるのではなく、相手が聞きたい事を伝える事。こっちは商品の性能を伝えたくても、相手が価格について知りたがっているのでは、伝わる熱量もそこそこだろう。
また、あなたの当たり前や常識は世間の非常識。という話では、「新幹線から見える富士山は右ですか?左ですか?」というもの。これは、移動する方向どっちか変わるという事。
その他、代名詞ではなく固有名詞を使う。主語を省略しない。と言ったら基本から、「叱る時は事実のみを。」「正しさよりもわかりやすさを」といったちょっとした応用まで。
なかでも、報告の基本は事実が先。私見が後。
しかし、意見を聞かれた時は逆。私見が先で事実が後というのは、なるほどと思った。
そして、1番は「皆にわかって欲しいではなく、あの人にわかって欲しいにする。」これは、目から鱗だった。
実践的な内容が多く、これはなんどか読み直したくなる。
Posted by ブクログ
自分の知っている知識も多かった
1章 勘違い・行違いがなくなる説明
・自分の言いたいことではなく
相手の聞きたいことを聞き出してから
説明する
・自分のあたりまえや常識は世間の非常識
・伝えたことと受け取ったことは違う
イメージの解像度を上げるには
置き換え:概念的な言葉を具体的にイメージさせる
つまり~ということ
例示:補足説明
例えば~
具体化:解釈や感情について説明する
具体的には~
・指示や要求は具体的な動作レベルの言葉を使う
・ほめるときは相手の内面に焦点を当てる
能力・信念・価値観
・叱るときは目に見えているもの、事実を指摘する
環境・行動
2章 いろんな相手に合わせた伝え方
・相手のレベルに合わせて言葉を使い分ける
基本的には中学生にもわかる言葉で説明する
・専門用語はみんなが知っているものに置き換える
・複雑なことは分解してから、
似たようなものに置き換える
・たとえを更新する
・現地現物で実際に見せる
・正しさよりもわかりやすさにこだわる
何が伝わればいいのかを徹底的に追求し、
それ以外の情報は思い切りよく排除する
・結論が先、の罠
スタート地点を互いに共有しているのが前提。
相手がどのタイプかを見極める
結論から欲しい人or時系列で知りたい人
・相手がよく使う言葉を使う
3章:わかりやすい説明の組み立て方
・説明は大から小へ、締めは小から大へ
・報連相は事実が先、私見が後
・コメントは私見が先、事実が後
・共通項を探し出して一言にまとめる
・プロフィールは現在→過去→未来で説明する
あなたは何をしてくれる人なのか、を伝える
4章:面白いほど提案が通る説明
・皆にわかってほしい、を捨てて
あの人にわかって欲しいにする
・ほしいを引き出すテレビショッピング型説明
相手の悩みとほしい未来をありありと見せる
・最終的な選択は相手自身にしてもらう
・判断材料となる事実を集める
・数字の持つ意味を伝える
○○と比べてどうか、基準となる数字も伝える
・間違えることで納得感が増す
思い込みに気づいてもらうために、あえて間違えてもらう
5章:心理学で説明がもっとうまくいく
・相手のよく使う感覚に合わせて説明方法を変える
視覚(V)聴覚(A)体感覚(K)
・行動を決めるときの判断パターン
外的基準型:他人の意見や外部の基準などに照らして判断する
→多くのお客様はこちらを選ぶと提案
内的基準型:自分の考えや価値基準で判断する
→どうされますか?と確認
・行動パターン
主体・行動型:とにかくやってみる、今すぐ取り掛かる
反映・分析型:周りの状況を見たり、じっくり検討してから行動を起こす
・意識
目的志向型:自分の目標に意識が向く
→バラ色の未来を見せる
問題回避型:将来起こるかもしれない問題を回避する
→灰色の未来を見せる
・変化に対するパターン
同一性重視型:変わらないことを好む
進展重視型:段階的で緩やかな変化を好む
相違重視型:変化することを好む
進展・相違重視型:進展重視+相違重視
・仕事の進め方
オプション型:新しやり方を探す
プロセス型 :決められた手順に従って最後までやり遂げる
・情報のとらえ方
全体型:物事の全体像をざっくり見る
詳細型:情報の細部をとらえる
・意思決定パターン
回数重視型:何回か繰り返してから決める
直観重視型:直感で決める
疑心型:完全には納得せず、都度考える
期間重視型:一定の期間考えてから決める
・仕事での充実感
人間重視型:人や感情に関心が向く
タスク重視型:成果や物に関心が向く
6章 資料を使って説明する
7章 プレゼンで説明する
8章 メール・チャットで説明する
9章 オンライン時代の説明技術
Posted by ブクログ
説明上手になりたいなと思って読んでみた。
最初の方にある
「説明上手になるためには、
相手の立場、相手の欲求に立って
考えて、説明を選ぶ」
というのが基本にしてすべてだなと感じた。
その部分が最も勉強になった。
逆に100のTipsは、
1つ1つは読んでるときは
「たしかにな〜」
と思ったのだが、今思い返してみるのと
そこまで覚えられていない。
audibleで読んだ。
Posted by ブクログ
自分が伝えた後に欲しい結果は明確?
伝える相手は何を聞きたいか、どういう状態かわかってる?
上記を土台として説明を構築。
構築に際しては解像度を上げる!
つまり、相手がイメージしやすい手法を取り入れているか、ということ。
例
つまり〜ということです。具体的には〜といった例です。〜と言えます、〜と同じ意味合いです。抽象化、具体化、代替化する方手法。
数字、図で語る手法。
1センテンス1メッセージや主語述語の端的手法。
小さいYes もらうこと積み重ねて大きなYesもらう手法。