あらすじ
《本書ならではの3つの特徴》(1)豊富な「イラスト図解」で楽しく学べる メソッド1つにつき、2つのPOINTをイラスト図解化 (2)「Trainingページ」で、より実践に落とし込める 読んで終わりにしない。トレーニングで確実にスキルが身につく (3)すきま時間に、要点だけつかめる 1メソッドで完結しているので、時間がなくても大丈夫 すぐにアクションを起こせる、具体的なコツが満載! ・考えや思いがパッと言葉にならない→Method1 30秒でものの名前を10個言う ・「やばい」が口グセになっている→Method2 形容詞をいったん自分の中から消す ・「どこがよいか」説明するのが苦手→Method3 車窓の風景を、そのまま実況中継する ・何を話しているか自分でわからなくなる→Method9 「○○しばり」で要点を明確にする ・「ありきたり」とよく言われる→Method10 「○○という考え方」で仮説を立てる ・誰も行動に移してくれない→Method20 「動かしたい動き」を具体的にたくさん入れる
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Posted by ブクログ
「相手に自分の考えを伝える」ことに対して自分の苦手なところをトレーニングできる。
そしてそれが、毎日の生活のちょっとした時にできる。
軽く読めて、やってみよっかなと思えるところが良かった。
● 身近な話題から、単語を10個あげてみる
● 話しの要点を3つに絞る。
● お題に対して33個ネタを考えたり集めたり
する。
● 自分がピンと来た言葉をストックする。
いや~仕事でも家庭でも毎日話しているはずだけど、話すってなかなか奥が深い。
仕事場では、間違いなく連絡や報告ができているかしら?しかもスピードまで求められるし、、、。
言葉がつまるよなぁ〜アフアフなるわ〜
家では、子どもに思いは伝わってるかしら?ジェネレーションギャプ!?子どもが話しに謎の単語が紛れ込んでいる、、、。
なにそれ!? えっ知らんの!? これも会話か〜
おっと!この本とは少し関係無いところをさまよってしまいました。
Posted by ブクログ
イラスト図解をつけてわかりやすさがUpした(気がする)。今回は実践トレーニング付きなので具体的なアクションプランも用意されているので取っつきやすい(例えば30秒でものの名前を10個言ってみようなど)。
#メモ
・頭の中にあるものを知る(例:30秒で10個言う)
・考える習慣をつける(例:形容詞を使わない)
・ロジカル的発想(例:実況中継)
・表現力up(例:しばりプレイ、仮説を立てる)
・説得力up(例:弁証法、行動を促させる)
Posted by ブクログ
スピーチライターである「ひきたよしあき」氏の書籍である。言葉がでない。これをなくすための本である。
結論から言えば、いかに臨場感を高めるか。そのための手法を習慣化するか。この2点を徹底的にまとめたものである。
コピーライターが作者の話や書籍を読んだこあともある。この書籍に書いてあることを習慣化しているという。つまり、言葉を扱う仕事をしている人その中でも成功しているには必須の習慣ということだ。
この習慣の意味するところはなにか。ひとつはコピーライターででない人はやっていないこと。もう一つは臨場感をバグ上げする言葉を選び取る能力であるということ。
コピーライターでないひと。これはつまりコピーライターにとってのお客さんである。このお客さんにいかに「すごい」を言わせるか。そこが言葉を扱う商売の本質である。であればそれをどうやって発見するのか。何も特別なことを経験しろとは言っていない。むしろ普段の生活の中から言葉に関する感性を磨いていく。そのような内容だ。
もう一つは臨場感のバク上げである。結局のところ言葉を読んで行動してもらわなければならない。ただ「すげー」では儲からない。店に足を運んでもらう、などの行動変容を起こす必要がある。一方、人間いや動物というものは怠惰である。単に怠惰な訳ではない。生存に不要なことは極力やらない。省エネなのである。今は飽食の時代友いわれる。一方、人類誕生の300万年前は、食べ物(エサ)は豊富にあるわけはない。最小のコストで食べ物を得る必要がある。そうしなければ餓死してしまう。
これは何を言っているのかというと食べ物を得なければ死んでしまう。このような動機がなければ人は行動しないのである。すげーだけでは行動に結びつかない。ではどうするか。それが臨場感である。つまり、数語の言葉を聴いた瞬間にその世界にあたかも居るように思う。錯覚させる。それが重要なのである。
言葉のプロではない私たちには関係ない。そういう声も聞こえてきそうだ。本当にそうなのだろうか。私たちにも自分や他者の行動変容を期待することは多い。であれば本書の行動をまねることを得られるメリットは大きいと言わざるをえない。