あらすじ
各所で有能ぶりが認められ、下級侍女の身から一足飛びで出世していくシャーロット。無事に再会した父から自身の出生の秘密を聞かされた彼女は国王夫妻の庇護も受け上級侍女となり、王子・王女達の世話係に任命されるまでになっていた。
一方、王城ではオレリアン王子の立太子式の準備が進んでいた。
各国から来賓が続々と訪れるが、その中にはシャーロットへ求婚してくる野生的な王子や彼女の出自に関係する人物の姿もあって!?
「ありがとう。君のその言葉でどれだけ俺が救われることか」
王城の侍女シャーロットの仕事と秘密と恋の物語、ここに完結。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
良かったぁ
優しさが優しさを呼び、誠実さが誠実さを呼ぶ、そんなお話でした。
シャーロットは育ての両親に色々仕込まれて得意分野がたくさんあるけど、同時に世間知らずなので、ちょっとハラハラしながら読みました。
出生国の新しい王が、シャーロットの絵を「あるべきところに」と差配するくだりは感動もの。
最後はみんながそれぞれに幸せを掴んでいて、良かったぁ。
匿名
面白かった!一気に読みました。
強くて美しいかっこいいヒロインの物語に、ちょっと古風な語り口がぴったり。
森でのくらし、お城仕えの日々。
ヒロインの出生の秘密と陰謀、戦いに恋にとすべてがぎゅぎゅっと詰まっていて、退屈するひまもない。
楽しかったです。
匿名
何でも出来るシャーロット
剣も弓もダンスも刺繍も再訪も何でも出来るシャーロット。
出生の秘密を簡単に教えてしまうのはどうなのか?と思うけれど。
従兄弟の王太子が親に似ず善良で良かった。
悪役による妨害が少ないのが少し物足りないけど。