【感想・ネタバレ】リスキリングが最強チームをつくる 組織をアップデートし続けるDX人材育成のすべてのレビュー

あらすじ

管理職・マネジャー、必読!
組織・チームのためのリスキリングがこれ1冊ですべてわかる!
組織をアップデートし続ける DX人材育成のすべて

リスキリングの最も大きな課題は、組織でどのように実行するかだ。
本書ではその解決策がリアルな視点で書かれている。経営者必読。
一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ代表理事 後藤宗明氏

リスキリングが「実践できる」に変わる一冊。
本書の事例は、どれも自社に転換できるものばかり。
リスキリングの実践が明確になるマネジメント必読の一冊。
―― Sansan株式会社 取締役執行役員CHRO 大間 祐太氏

本書は、大手自動車メーカーや商社グループなど、多くの企業のリスキリングを支援してきた法人向けリスキリング支援サービス「Reskilling Camp(リスキリングキャンプ)」のメソッドをまとめた一冊。
「リスキリングといっても何をどうすればいいか分からない」
「DX人材を育てたいが、メンバーの変化を促すことが難しい」
「eラーニングを導入したが、学習が継続しない」
「通常業務で手がいっぱいで、デジタル活用へ時間を割けない」
そういった組織のリスキリングの課題を解決し、成果を最大化するためのリスキリングのメソッドを公開しています。

<storong>■リスキリング成功のカギは現場のリーダー</storong>
「個人が自主的に行う学び直し」として捉えられがちなリスキリングですが、
いま、求められているリスキリングとは、組織を変革するリスキリングです。

組織のリスキリングにおいては、企業の戦略、組織構造、組織の階層、部署、メンバー構成など、デジタル化を推進していくうえで、さまざまな課題があります。
そのため、リスキリングはeラーニングの導入や資格取得の支援、研修だけでは、うまくいきません。個人の学び直しを促すだけでは成功しません。

事業の理解も深く、メンバーの強みも理解している。組織の目的を理解し、部署間の価値観やスキルの違いを乗り越えられる。
そのような現場をマネジメントするリーダーこそが、チームのリスキリングを成功に導き、組織を変える原動力となるのです。

■「組織を変革する」リスキリングを成功に導く4つのステップ
本書は「Reskilling Camp」を立ち上げ、「Reskilling Camp Company」の代表でもある著者が、サービスを提供していく中で研究・考案したメソッドを、リーダーに必要なエッセンスを中心にまとめたものです。
実際にこのメソッドは、学習継続率は99%と優れた結果を出しています。
(学習継続率:企業ではたらくビジネスパーソン約1500名を対象にした3か月以上の継続学習における学習継続率)

ステップ1 ゴールを定める(企画)
目的の設定
業務目標の設定
スキルの設定
ステップ2 道筋を描く(カリキュラム設計)
学習ゴールの設定
学習計画の作成
学習教材の決定
ステップ3 導く(学習伴走)
個別面談(キックオフ)の実施
専門家伴走の実施
学習成果の共有
<bステップ4 達成する(実務伴走)
個別面談(総括)の実施
業務アサインとの連動
リスキリングの総括

■リスキリングのスタートから成功までが実感できる事例を豊富に掲載
本書では、実際の事例はもちろん、リスキリングのスタートから成功までを実感できるように、
実際の多くの企業で起こりうる状況や、立ちはだかる課題、日々の取り組み方をリアルに描写し、ストーリーとともに学べる構成となっています。
本書で紹介するチームリーダーの苦悩、日々の行動、成功を追体験しながら、組織を変えていく「リスキリング」を学んでいきましょう。

【目次】
第1章 なぜ、リスキリングはうまくいかないのか
第2章 リスキリング・リーダーシップ
第3章 ステップ1 ゴールを定める(企画)
第4章 ステップ2 道筋を描く(カリキュラム設計)
第5章 ステップ3 導く(学習伴走)
第6章 ステップ4 達成する(実務伴走)

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Posted by ブクログ

リスキリングは個人で行う学習レベルのものではなくチームとして行うことで効率よく 結果が出る
本書で示す メソッド
1ゴールを定める  企画
2道筋を描く  カリキュラム 設計
3導く  学習 伴走
4達成する 実務 伴走

リスキニング メソッドの3つの特徴
1 受け身の学習からアウトプット 中心の学習へ
2モチベーションの維持は3つの視点で
3学習と実務との接続
アウトプット=曖昧さをなくす

約束すると意外に守れる
1 最初に決意を自問自答する機会を持つこと
2誰かと約束を交わすこと
3 楽しくなるまで信じて続けられるよう 伴走すること


雇用  ジョブ型 メンバーシップ型
スキルによって閉ざされる キャリア  1 採用 退職 ギャップ 2 習得スキルは自己選択していない  3自己の人広
リスキニングを 推進していく リーダーに求められる
ディヴィット コルブ  経験学習モデル
リスキニングメソッド の全体の流れ
U demy

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2024年11月17日

Posted by ブクログ

リスキリングという言葉は聞いたことはありましたが具体的に考えたことがなかったので、良い機会になりました。

リスキリングとは、自身や企業が変化する市場ニーズに対応するために、自分の専門性を太くするような形で必要な知識・技術を学ぶこと。

DXなど企業が新たに取り組みをしたい時に担当者を採用するにもDX人材は集まらない、であれば自社の社員にリスキリングしてもらってDXを推進できるようにする。個人としても自分の専門性を太くすることにより、新たなキャリアを形成し新規事業など新しい取り組みに役立てる、などがリスキリングの利点。

企業でリスキリングを成功させるには現場をマネジメントするリーダーが鍵。リスキリングの必要性の理解や固定概念を捨て新しいチャレンジをしていく気概などのリスキリング・リーダーシップが必要。

リスキリングには4つのステップがある。①ゴールを定める②道筋を描く③導く④達成する。

①が特に重要。学びと実務は違うため、一回で実務の結果を求めず、反復的に学びと実務を繰り返す設計にすること、そして目的達成のために必要なスキルは何か、をしっかり認識すること。

良いと思った点3つ
・リスキリングの概念を理解できた
・リスキリングの効用、可能性を理解できた
・リスキリングを意識して生活していこうと思った

0
2024年03月31日

Posted by ブクログ

リスキリングという言葉はよく聞くが、具体的なところはあまり理解していなかった。DX推進においてはI PAのスキル標準を紹介しつつ、目指す人材像とスキル、マインドを知ることができた。会社の事例もよくありそうな内容で参考になる。

0
2025年02月23日

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