【感想・ネタバレ】冒険者酒場の料理人のレビュー

あらすじ

迷宮を中心に成り立つこの街の食事事情は貧相で、冒険者にとって食事は楽しむものではなかった。
現代日本からこの世界に流れ着き酒場の店主となったヨイシは、
せめて酒場に来た客にぐらいは旨い飯を食わせてやろうと、迷宮産の素材を調理した料理――『迷宮料理』を開発する。

石胡桃、骨魚、霞肉に紅蓮瓜……誰もが食べられないと思っていたそれらを、
現代知識を活用した製法で、絶品の料理にしてしまうヨイシの店は、連日連夜の大賑わい!

今日も可愛い看板娘と腹を空かせた冒険者をさばき、酒場の夜は更けていく。
――さて。そろそろ新しい料理を開発する頃合いだ。

「なあ、新しい迷宮料理を開発しようと思ってるんだけど。次はどんなのが良いかな?」

冒険者が持ち寄る素材を調理し、至高の料理を披露しよう。

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

異世界食堂もの。ただおいしそうなものがでるわけではなく、一癖ある食材を何とか工夫して食べられるようにする過程が面白い。

1
2025年05月06日

購入済み

主人公は何らかのきっかけで異世界にとばされた、らしい。
そのあたりの事情は全く不明だけど、いい人に拾われて、
それが酒場の主人だったからそのままそのあとを継いで料理人に。

おいしいものを求めて自分が冒険するのではなく、
本来、悪食とされる迷宮食材(?)をおいしい料理に。
人間模様は少しあるけど、ほとんどが食材と料理の試行錯誤で、
ハラハラドキドキがない分、話に慣れてくるとちょっと飽きてくるかな。

1
2025年01月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

帯を読んでだいたいこのような作品だろうなと辺りを付けて買ったのですが、予想通りで個人的には大満足な作品であった。
まず注意して欲しいのは主人公はどちらかと言えばヘタレ側であり、アツい冒険が描かれている訳でも無い。
最初の方に酒場のある場所の説明があり、情景がありありと思い浮かべやすく分かりやすい。
表紙裏の食材事に物語が区切られており、その都度各キャラの掘り下げもあり。そしてサクッと読みやすい。

濃い世界観が欲しい方には物足りない印象があるかもしれない。わたし的にももう少し厚みが欲しいので4の評価ではあるが、次回作が出たら何も考えずに買うと思う。

1
2024年09月15日

Posted by ブクログ

日本人が異世界で料理をする、典型的な内容。
特別、特徴があるストーリーでもキャラクターでもない。この手のラノベでは王道と言っても過言ではない。
ただ、王道なのが良い。
主人公は普通の日本人だ。スキルも無いし、強くも無い。寧ろ、弱い。あるのは、料理の腕と向上心。

『なろう』で小説が上がっていたので、そちらも読んで見た。『なろう』版は見る価値はないので、本書で読んで欲しい。設定が同じなだけの別物だ。

1
2024年02月16日

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