あらすじ
テキトーな人生、バンザイ!
「情報過多の世の中を生き抜くためには、テキトーくらいがちょうどいい!」
SNSやスマホの普及により、コミュニケーションが取りやすくなった昨今、その便利さの代償で逆に疲れてしまったりしていませんか?
「四六時中最新ニュースが届く」のは、「悲しいニュースに触れる機会が増える」ことの裏返し。
「いつでも気軽にメッセージが送れる」のは、「24時間他人に振り回される」ことの裏返し。
人と人との距離が近くなりすぎてしまった世の中を上手に渡っていくには、積極的に「テキトー」になるくらいがちょうどいいのだと、犯罪学教室のかなえ先生は唱えます。
所詮、世の中の8割は他人のことであって、どうでもいいこと。残り2割の、自分のことだけを大事にしてあげればいい。
人生をバランスよく生きてくための「テキトー術」を、『人生がクソゲーだと思ったら読む本』で話題を呼んだ自称・日本一テキトーなVTuberが説きます!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
元国家公務員、少年院法務教官の経歴で現在はVTuberとして活動。まるで語りかけるかのように書かれていて読みやすい。
自分に自身が持てない、悩みを解決したい、壁にぶち当たっているマイナスな感情の人に特にオススメ。
かと言って自己啓発本のような偉そうに書かれていない。
本の題名センスもよい。著者自身の経験や嫌な出来事が書かれてある。
著者の体験談を読むと
生まれや育った環境の違いはあれど
「これで良い」と納得できた。
自分に自身が持てない人、周りに振り回されている人、SNSに敏感に反応してしまう人、大勢の人にオススメ。
Posted by ブクログ
全編を通して一般論ではなく、多くは著者の体験をベースにした語り口で、読み進めやすくわかりやすかった。
誹謗中傷する(してしまう)人の気持ちは全く理解できなかったもので、その心理を少し理解することができて勉強になった。
SNSの誹謗中傷を中心とした解説だったが、暴力的な平和主義者や差別的なフェミニスト等も、同じような仕組みで発生しているのかもしれないと感じる。いずれも今まではただのバカとしか見ていなかったが、彼らには彼らなりに理由がある、という認識ができるようになったのは大きい。 物事の捉え方に、ひとつ余裕が増えた。著者に感謝。
読み易い一冊
インターネットやSNSとの付き合い方に悩んでい方にお勧めしたい一冊。
何となく生き辛さを感じている方は是非。
大変読みやすいので、普段本を読まない方にもお勧めできます。
Posted by ブクログ
たまたまYouTubeでおすすめに出てきた方の本です。
何気ない気持ちで配信を聞いていて、
あっ、ちょっと気になるな、と思い購入させていただきました。
こんな考えもあるんだなぁ、と気持ちが楽になりました。
Posted by ブクログ
良い意味でテキトーにやろうよって感じ、とても共感。ちょうど今日、理不尽クレーマーに当たってイライラムカムカしてたところ。著者がそういうのは気にしないでいいって書き切ってくださってて「そうそう、そうだよね!!」ってスカッとできたし、まだまだテキトーになりきれてないわって再確認できた。
Posted by ブクログ
世の中「〜べき思考」が蔓延る中で、真逆の「適当に対応する事」が増えている気がする。だから「肩の力を抜いてテキトーに生きてみよう」とする本書だ。大事なのは他人から見た自分ではなく自分から見た自分を成長させること」だ、と言う。現実、理不尽な出来事や自分が悪くなくとも傷つけられることも多々ある世の中だからこそ、そう言った感覚が生まれてもおかしくはない。結局「周りはあなたに対して悩み迷惑をかけているとは思ってはいない、そこまで興味がない」のだ。よって真に大切に思ってくれる人を選び抜く事、特にネット情報には「テキトー」な温度差を持って接し、決して一人だけ、一つだけ生真面目にフォローしない事だろうか。それこそネット情報は8割がどこかに嘘があると思ったほうがいいかも知れない。
Posted by ブクログ
"嫌われる勇気"や"幸せになる勇気"を読んだ方だと、アドラー心理学と同じような事を、やや上から目線で言ってるな、と感じるかなと思います。
どちらの本も読んでない方や、著者がVtuberという事もあるので、若い方に読んで欲しい1冊。
Posted by ブクログ
適当って「ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。」「程度などが、ほどよいこと。」の意味もあるのに、ネガティブに受け取られがちなんだよな。
反出生主義って言葉を初めて知った。凝集性も。
迷惑系や私人逮捕、暴露系がいることは知ってるけど具体的な名前は数人しか知らないし、自警団系YouTuberって名前を初めて聞いたし、そういうことがあったんだ~へ~ってなりました。
私よりネットにどっぷりな人などの視界の偏りというものを感じられた気がする。
それはそうという話にこう受け取る人もいるかもしれないという注意が入るのが興味深い。
かなえ先生の本だけど、中の人の視点で書いてるのおもろかった。