あらすじ
目に見えない組織文化は、儀式で日々の習慣に落とし込める。
スタンフォード大学の注目研究!
日常に儀式を取り入れると、オフィスが創造と協働の場に変わる。
・Amazon 初期アイデアを「雑誌の表紙」風にして盛り上げ
・IDEO M&Aを「組織の結婚式」でお祝い!?
・Pinterest 社員の個性を輝かせる「特技フェス」
・Dropbox 新入社員1000人に「手づくりケーキ」プレゼント
世界のトップ企業も実践する独自の儀式!
より良い職場文化(ワークカルチャー)を創造するための儀式を
個人・チーム・組織、シチュエーション別に提案。
働き方の多様化・個別化がますます進むなかで、
職場での場作りやコミュニティ形成のヒントが詰まった一冊!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
チームリーダーとして、今よりもより良いチームにするためのヒントを得たいと思い、手に取る。
「儀式」というと、宗教的な意味合いも感じるが、本書で定義されているのは、「個人または集団が、毎回同じような形式や台本に従って繰り返し行う行為であり、象徴的な意味や意図が込められている」となっている。
また、本書の儀式は、「職場文化(ワークカルチャー)を意図的に創造する手助けになる」となっており、チームにどのような文化を根付かせるかを具体的に考えるためのヒントを得ることができた。
本書には、儀式を効果別に下記5つのカテゴリに分け、全50種の儀式が書かれている。
・クリエイティビティやイノベーションを引き出す
・パフォーマンスやフローの向上
・対立の解消やレジリエンスの向上
・コミュニティやチームづくり
・組織の変革期や転換期に適応を促す
儀式毎に、行うシチュエーションや用意するもの、難易度が書かれているため、目的やチームや個人が置かれている状況を踏まえて活用できるようになっており、必要な部分だけ活用できるようになっている。
いくつか今のチームで取り入れてみたい儀式があるため、ゴールデンウィーク明けにチームメンバーと相談しながら、本書に書かれていた儀式を活用してみようと思う。
また、社内研修を企画する機会があるため、アイスブレイクとしても使える内容があるので、企画に盛り込んでみようと思う。
―――
※英治出版の読者モニタープログラムにより無料で書籍を受け取りました。このサイトに
レビューを書くよう求められてはおらず、上記はあくまでも個人としての見解です。
―――