あらすじ
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「触りだけお話しますね」は
最初だけ? 要点だけ?
「いやぁ、私には役不足ですよ~」
なんて言ってない?
教育学者・齋藤孝が、大人として身につけておきたい95個の日本語を解説!
言葉とは時代によって移り変わるものですが、社会人なら常識として、一般的な日本語の意味合いをおさえておきたいもの。
本書では、間違えて使っている人が多い言葉から、使うと一目置かれるような素敵な言葉まで、大人として身につけたい95個の日本語を紹介します。
イラストやエピソードと一緒に覚えるから、記憶に残る。
大人の教養を身につけたい方、必読の一冊です。
【著者プロフィール】
齋藤孝
1960年静岡県生まれ。
東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。
専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。
ベストセラー作家、文化人として多くのメディアに登場。
著書に、『大人の対応力』『大人だからこそ忘れないでほしい45のこと』『君は君の道をゆけ』(小社刊)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)、『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)、『大人の語彙力ノート』(SBクリエイティブ)など多数。著者累計出版部数は1000万部を超える。
NHK Eテレ『にほんごであそぼ』総合指導。
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Posted by ブクログ
自分の発する言葉を振り返りながら読み進め、間違っていたことだらけで恥ずかしくなった。「日本語力の低下には活字離れが原因である」という作者の言葉が印象に残る。本を読もう!
今後はより言葉に敏感に、そして、正しい言葉遣いを意識していきたい。
本はイラスト付きで分かりやすい。文章は作者が語りかけてくれるようで楽しく読み進めることができた。
Posted by ブクログ
間違って理解していたことばが多々あったので、気を付けたいと思いました。
1時間程度でサラッと読めるので、人前で恥をかかない為にも一読をオススメします。
Posted by ブクログ
自分の使っていた日本語が実は間違った使い方をしていた事が恥ずかしい。例として下記の言葉( )内は間違った使い方
役不足:役目が不相応に軽そう(私にはまだ役不足で頑張りたい、とは言わない)
割愛:愛着の気持ちを断ち切ること(テキストがずれているので容赦なく割愛するは言わない)
濡れ手で粟:労少なく得るところが多いこと(濡れ手に泡とは言わない)
寝覚が悪い:眠りから覚めて気分が悪い(目覚めが悪いとは言わない)
血と汗の結晶:苦労を重ねて得た成果(血と涙の結晶とは言わない)
汚名を雪ぐ:恨みを晴らす(汚名をはらすとは言わない)
新規蒔き直し:新しくやり直す(新規巻き返しとは言わない)
など、思わず正しいと思っていたことが間違っていたと知ることは大切だ。世間で慣習的に流されたまま使っていることでは誤解も生じる。
Posted by ブクログ
にやける
→ 男性が女性のようにナヨナヨと色っぽい様子をする。
穿った
→ 普通には知られていない物事の真相や機微を捉える
おもむろ(徐)に
→ ゆっくりしている様。ゆるやかに。
役不足
→ その人の力量に比べて、与えられた役目が不相応に「軽い」こと。
なし崩し
→ 物事を少しずつ済ませてゆくこと。
触り
→ 音楽や物語の最も印象的な部分。
失笑
→ 可笑しさに堪えきれず、思わず吹き出して笑うこと。