【感想・ネタバレ】三番町萩原屋の美人選集（６）のレビュー

西炯子

トモジの謀略によって店鋪と信用を失った萩原屋を次々と辞めていく従業員たち。次第に明らかになるトモジの過去と萩原屋との確執。すべてを知ったご隠居はトモジを伴い、自らの死を覚悟して箱根へと向かった……。「萩原屋」本篇、完結――！！

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西さんの漫画は独特のテンポとセンスがあって、誰にも真似できない。
視線の暖かさが好きです。
粋で、おかしくて、少し切ない、大好きな漫画

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ここに挙げたのは選集だけど、読んだのはコミックス(全１５巻の）版である。西作品にはまるきっかけになった作品。謎の学生・島田が良い。

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で、「蝮」後編。　
そのままドラマにしても良さそうなシチュエーションです。　
土曜九時台とかいけそうだと思うんですけど…　
泣けます！　ってか泣きました!!

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萩原屋最終巻です。
前巻の完結巻でもあります。

こじれていた勘二さんと禅二郎さんの仲も修復してよかった！
時代がらがあったんでしょうが、トモジさんももう少しマシな人間にあってればかわったのかなあ。
結局、大旦那様の懐が半端なく深いということだったのでしょうか。

最終話はやっぱりさみしいですけど、こういう話でよくある登場人物たちの人生を簡略に説明して、最後はこういう風になりました〜的な描写がなくてよかった。
大旦那様はあのまま歳とらずに永遠に生きてそうな感じがしますけど…