あらすじ
かつて酷い目に遭わされた王太子に気に入られてしまった伯爵令嬢エイミー。彼の誘いを躱すため、初恋のおじさま辺境伯・オスカーと偽装婚約することに。甘い囁きやキスの練習だけでも胸が高鳴るけれど――。「本当は誰にも君を渡したくない」巧みな指と舌で執拗に愛撫される。劣情に染まる瞳に射貫かれ、身体は淫らに蕩けて。大好きな人と仮初めの婚約から始まる、最高の溺愛!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
出産は大変ですもんね…
見かけたので購入してみましたが、大変満足な買い物でした。
大好きなおじさまと結婚できるのがひたすら羨ましい。
オスカーの出産と死にまつわる恐怖はもう共感の嵐だし、世の男性は一度はこの思いを抱くべきだと思いました。
エイミーのトラウマ克服についても丁寧だtらし、とてもよいお話でした。
ただ16歳違いはなかなか大きい。
長生きしてくれ、オスカー、と祈らずにいられませんでした。
お互いにトラウマを持つ令嬢と年上辺境伯との恋物語。おじさまと呼ぶのは背徳的という友人の言に納得です。残虐的と言っていいくらいの王太子を放置し続けた国王の心情が明らかにならなかったのが残念です。
Posted by ブクログ
王太子がクズ過ぎる!
犯罪行為もしれっとしているのに証拠を残さないからタチが悪い。
追い詰めるにはそれなりの証拠と言い逃れできない現行犯の状況で捕縛しなくてはならなかった。
無論、エイミーが囮になる訳で。
囮になるまでもなく、彼女はターゲットだったのだが。
エイミーが幼い頃からオスカー一筋だった一方で、トラウマがあったからとはいえ素直になれなかったオスカー。
彼女の色々な初めてを奪っておきながら結婚はできないと言い出したときは、どの口が言うかー!とはなった。
王太子の魔の手からエイミーを逃すためとは言え婚約して、あまつさえ手を出しておきながらお前という。
そりゃ、いざ素直になってプロポーズしてもエイミーに返事をスルーされてもやむなし。
男性陣、しっかりしろよ!とツッコミ入れたくなった作品だった。
エイミーが割と終盤までオスカーのこと「おじさま」呼びだったのはポイント高かった。
背徳感がたまりませんな。