あらすじ
【インスタ・マーケティングの思考法は「新しい時代」に突入している。】
Instagramで「フォロワー集め」に四苦八苦している人…新しい思考法に切り替えましょう。Instagramにおいて、もはやフォロワーの「数」は重要ではありません。これからは、フォロワーの「質」を高め、フォロワーをファンへと変えていくことが重要です。そのために必要なのが、コミュニケーションとコミュニティです。運用実績300社以上の著者が自身の経験から見出した、インスタ・マーケティング最新の極意をまとめた1冊です。
■目次
◎第1章 インスタ思考法2.0の基本
01 Instagramで「深いインプット」を提供する
02 Instagramでは「広告に頼らない戦略と運用」が重要
03 Instagramのフォロワーは「数より質」
04 Instagramは「ファン作り」を行うプラットフォーム
05 Instagramは「フルファネル」で活用できる
06 Instagramの売上は「ファン化の結果」である
◎第2章 インスタ思考法2.0の準備
01 「ファン」を想定して「ペルソナ」を準備する
02 「自分視点」でなく「ペルソナの視点」で考える
03 ペルソナは「1アカウント・1ペルソナ」が原則
04 アカウントの「中の人」を明確にする
05 「トンマナ設定」「返信スタンス」を決めておく
06 コンセプト設計で「アカウントのブレ」をなくす
07 「ベンチマークとなるアカウント」を見つける
08 「なんとなく運用」にならないためにKGI・KPIを設定する
09 プロフィールアイコンは「判別しやすさ」を重視する
……ほか
◎第3章 アルゴリズムの思考法
01 Instagramにおける「アルゴリズム」の重要性
02 「フィード」のアルゴリズム
03 「ストーリーズ」にアルゴリズム
04 「リール」のアルゴリズム
05 「発見タブ」のアルゴリズム
06 その他のアルゴリズム
07 アルゴリズムを意識したInstagramの運用方法
◎第4章 投稿の思考法
01 キャプション欄には積極的に文章を入れる
02 ハッシュタグで「投稿の属性」を知らせる
03 「タイトルの魅力」で投稿を読んでもらう
04 「CTA画像」でエンゲージメント率をアップする
05 「ストーリーズ」で双方向のコミュニケーションを取る
……ほか
◎第5章 キャンペーン・広告の思考法
01 キャンペーン・広告の目的は「きっかけ作り」
02 「プレゼントキャンペーン」で見込み客を集める
03 「フォトコンテスト」でUGCを集める
04 キャンペーンの効果を「最大化する」方法
05 Instagram広告は「宣伝色を抑える」
06 Instagram広告で「失敗しない」3つのポイント
……ほか
◎第6章 コミュニケーションの思考法
01 すべての人がインフルエンサーになる時代
02 どのようなインフルエンサーが「共感・支持」されるのか?
03 発信する消費者による「本音感のある情報」が鍵
04 現代の消費者の行動モデル「1I4A」
05 コミュニケーションを強化する「6つの手法」
06 コミュニケーションは「対等な目線」が重要
07 UGCを制するものがInstagramを制する
◎第7章 分析・改善の思考法
01 「広告の数値」はアカウントのパワーを反映していない
02 投稿の分析指標①「フィード表示率」
03 投稿の分析指標②「保存率」
04 投稿の分析指標③「プロフィールアクセス率」
05 プロフィールの分析指標「フォロー率」「リンククリック率」
06 キャンペーンの分析指標「フォロワー獲得単価」「UGC獲得単価」
……ほか
■著者プロフィール
坂本 翔(さかもと しょう):株式会社ROC 代表取締役CEO・ファウンダー。1990年生まれ、神戸市出身の起業家・ビジネス書作家。23歳で兵庫県内最年少の行政書士として起業するも、主催イベントに延べ1,100名以上をSNS集客した実績をきっかけに、SNSマーケティング事業を創業。25歳で商業出版を実現。著書は海外翻訳もされており、計20万部を突破。様々な企業のSNS施策を担当しながら、SNSマーケティングや起業をテーマにした講演活動を行う。著書に「Instagramでビジネスを変える最強の思考法」(技術評論社)「独学脳」(ぱる出版)「Instagram活用ワザ100」(宝島社)などがある。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
インスタの本来の使い方は不特定多数の人に宣伝するマス的な考え方ではなく、届けたい少数の人にだけコミュニティを通じて届けるニッチな考え方。
UGGとはユーザーによって制作・生成されたコンテンツ
インスタは1アカウント1ペルソナ
同業種のアカウント、アクティブなアカウント、フォロワー数が1万以上のアカウントをベンチマークに設定する。
プロフィールは3文で勝負
今はかわいい、綺麗なものではなく、役に立つ情報をくれ、コメントに返信をくれたり頻繁にライブをしてくれる距離感の近いナノインフルエンサーが人気
フォロワーは1万人から10万人程度
前回の投稿から24時間あけて投稿する
1投稿1メッセージ
ハッシュタグは大規模なものから小規模のものまで3から5つ
保存率、プロフィールアクセス率月2%以上を目指す
Posted by ブクログ
インスタの運用の基本について学べる。
コミュニケーションでのファン作りが大切。
フォロワー数はKGIにしない。
キャプション内で自分をメンションすることでプロフィールへの、アクセスが伸びる。
月平均のエンゲージメント率=エンゲージメント数/リーチ数が5%を3ヶ月連続で達成する
第二ステップがコメント数の最大化、ストーリーズの反応率で案件となどは5〜10%、リンクスタンプは3〜5%、質問スタンプは1〜3%。それを3ヶ月連続で達成する。
ショッピングタグのクリック率、ストーリーズのリンクスタンプのクリック率、プロフィールURLのクリック率を過去半年の平均の1.2〜1.5倍。
フィード表示率はホーム数/フォロワー数はで、50%を超えていれば優秀。
保存率は保存数/リーチ数で、2%以上が合格。
プロフィールアクセス率は、アクセス数/リーチ数で2%以上を目指す。
フォロー率は、フォロー増加数/プロフィールアクセス数で、5%以上を目指す。
リンククリック率は、外部リンクタップ数/プロフィールアクセス数で5%以上を目指す。
Posted by ブクログ
基本的にはある程度の価格帯の商品を抱えている企業のSNS担当者向けの内容かなぁと
とはいえ個人でも使える情報はあるのでそれは活かしていきたい
ビジネスを始める敷居は低い時代だけど努力はかなり必要だと感じさせられる1冊
Posted by ブクログ
2024.03.30 たいへん勉強になった。広告からSNSの流れはよくわかるし、一方的な情報の提供ではなくコミュニケーションという考え方はまさにそういうことなんだろうと良く理解できる。
問題なのは、この大変な運用を、例えば大企業のブランド担当者はどこまできっちりとやれるのかということ。専門のスタッフならまだ良いが、他の仕事との兼務だと、かなり大変だと思う。また、大企業は人事異動も一般的だ。クオリティは維持し続けられるのか。一方、情報の受発信が1人、2人の個人に委ねられてしまうことを問題視する考えもある。この複雑化したコミュニケーション環境で、企業は何を選択していけば良いのか。本当に難しい時代になった。