あらすじ
自分はα(アルファ)だと信じて生きてきたのに、本当はΩ(オメガ)だと発覚した伯爵家の息子・フィディ。従者のフレッドと共に僻地の屋敷に追放され、ふたりきりの軟禁生活が始まる。失意に暮れるフィディだったが、献身的に支えてくれるフレッドの存在に救われ、「主従の垣根を超えて同じベッドで眠ろう」と提案。しかしその意味を履き違えたフレッドに、熱烈に求められて……!? わんこ従者と鈍感主の性教育ライフが幕を開ける。
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作者買いです!
もう本当にどの作品も裏切らず、幸せです。フィディがΩと判明することで、家族に捨てられてしまうなんて…一瞬でも疑って申し訳ありませんでした。この作者様の話で、そんな辛いことはあり得なかった。甘々で本当に幸せな気分で読み終えることができました。
犬系攻めくん
犬系攻め大好物ですが、羊の皮被った犬系は特に大好きです!!!!!忠犬最高\(^^)/
伊達きよ先生のコミカルな掛け合いがまぁお上手で中弛みせずあっっという間に巻末でした。
自分の魅力に無頓着な受けちゃんが攻めを煽りまくり着ぐるみを剥がす様が楽しすぎました。
オメガバなのでいちゃこら割合も高く「いいぞ、もっとやれ」でした(笑)
「人生はままならない」と人生哲学みたいな格言のようなタイトルですがハートフルで明るい気持ちになりたいときにオススメ。
もはや人生訓かも
哲学的なタイトルですが、とても優しい物語でした。
ままならない人生を歩みつつも、ままならないなりに流されずに生きていこうとする登場人物たちが素敵です。
フィディの天然っぷりもフレッドのイケメンワンコぶりも良かったですが、父と兄のフィディへの溺愛っぷりもなかなかのもの。良いご家族ですねぇ。
オメガバース設定がありますが、ドロドロした感じは無くて読みやすかったです。
イラストも可愛いです。
Posted by ブクログ
よかったねー。ただただよかった。
序盤から「これは受が勘違いしているだけの、ほのぼの溺愛幸せストーリーだな」と思ったものの、それを踏まえながらも、それでもちゃんとその意図通りに楽しく読み進められるという不思議。これはもはや伊達先生がすごいだけだな、と感心。
αのようなとか、襲われてとか、僻地に追いやられてとか、、、そのどれもがネタを感じてもなお楽しく読めるのは本当にすごい。
そして終わりもとてもよかった。
楽しいひと時を過ごしました。
伊達先生らしい、ほんわかほっこり、正直オメガバであろうがなかろうが関係なく、愛に溢れた物語だったなー。