あらすじ
「多すぎるオンライン打ち合わせ」 「大量のメール処理」 「サボっていると思われないか不安」 この中のひとつでも心当たりのあるあなたへ。 テレワークの悩みは全部メールで解決できます。 在宅勤務などテレワークで変わったこと、それは「コミュニケーション」と「メール量」です。 今まで口頭で済んでいた「報告・連絡・相談」がメール・電話・WEB会議などに切り替わった故に「大量のメールがくるようになった」「部下の仕事の進捗が見えない」「1日にWEB会議が6本ある」など、新しい課題が見えてきました。 実は、これらの課題は全て、メールの活用次第で解決することができるのです。 1日に200通~300通のメール処理をしながら、セミナーで講演し、書籍を執筆する著者が、テレワークだからこそやってほしいメール術を教えます。 「CCの誤用を防げば、メール処理は格段に速くなる」 「メールに雑談的な文章を入れる」 「相手のNGメールを1通の返信で終わらせる」 メールの文例に頼らずに書けるようになる、メールの活用術が分かる1冊です。
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Posted by ブクログ
この本は正直、損しているような気がしている。時流に乗ってだろうか,「テレワーク時代の」と書いてあるけれど,テレワークならではのノウハウをタイトルにするほどには感じることはできなかった。だけどそれは悪い意味ではなく,テレワークに限らずに使える汎用的な話が多い。
そして「メール術」と書いてあるけれど,メールに限った話だけでもない。仕事を進めていくという上位の目的がはっきりしているうえでのメールの使い方の本なのだ。
メールの細かいノウハウ的なものというよりも,メールと仕事に関する心構えみたいなもので,効果が出やすいのは後者だと思う。
例えばの話。会社からスマートフォンが貸与されていて,業務時間外に電話がかかってきた。親切心で出たものの延々と要望を伝えられて,業務時間外になんでこんなことしているんだろうとイライラしてしまった。
この場合は電話に出てはいけなかったのだ。これは電話なので少し違うけれど,これに近い話もこの本は書かれている。つまり,仕事で成果を出したい人のためのメール術の本ということになる。
だからメモした内容がメールに関係ないところが多かったとしてもそれは全く問題ない。まぁ,著者のメールマガジンを読んでいるので,メールの専門家なのにこのスタンスで貫いているところに驚きはまったくないんだけど。