あらすじ
継母と義妹に陰湿ないじめを受ける、サイファード家の令嬢・オリビア。しかし彼女は抵抗することができない…。
なぜなら、オリビアは【心と体が分離してしまっている】から!
そのせいで体は常に虚無状態。それでも幼い頃可愛がってくれたシリウス兄様や、亡き母を思いながら、悲しむ日々。
味方も見つけられず、いじめに苦しめられていたある日、義妹・アンナはオリビアに対してある決断をして…。
大逆転サスペンス溺愛ファンタジー、スタート!
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匿名
サイフォード公爵令嬢オリビア。
オリビアは精霊王の娘であり、精霊姫であるが、その真実を知る者は、極少数である。
子ども故に、心と体が分離している状態で、義母と義妹、メイド達からも陰湿ないじめを受けている。
体は常に虚無状態で心の思うように動かすことはできないが、幼い頃可愛がってくれたシリウスや、亡き母を思いながら、苦しい日々を過ごしている。
そんなある日、亡くなったと思っていた母親が目の前に現れ、自身が精霊の姫であると告げられる!
心と体が1つになったオリビアは、サイフォード家から逃げることを決意するが…!?
青い鳥
面白くて何度も読み返しています。
この1巻の冒頭はオリーが義母妹らに虐待されていて読むのがしんどいです(特にアンナがハサミでオリーを殺そうとする所はヤバい、引きました…)が、徐々に好転してきます。まぁ、オリーの頑張りがあってこそですが、シリウス兄様の力が半端ないです。
お母様が見極めるためとにしていた心と体の分離、とても可哀想な幼少期になってしまっていて悲しい。
オリビアが知らない事実がいっぱいありそうで詳細が楽しみ!
気ままどころか
めちゃくちゃに主人公がされます。血が見れない人はお勧めしませんが、主人公が自分の尊厳と人生を取り戻すために強かに生きていく様子に勇気付けられる。悪意にかってほしい。
これから
心と体が分離し思うように体が動かせず、義母妹に虐げられていたヒロイン。命の危険を感じたときに実母が現れ精霊姫だったことを知ります。そしてようやく体を動かせるようになったヒロインは幼い頃より大事にしてくれたシリウス兄様を目指し逃亡を企てます。一方ヒロインが去ったあとの王国は破滅へと進むのですが、なかなかザマァの様子が爽快で。これからが楽しみです。