あらすじ
科学的根拠があるとは到底思えない、当節の「環境問題」。真の解決を求めるのなら、まず「物質とエネルギー」の基礎を知ろう。この宇宙・自然界の現象が数式なしでも面白くわかり、科学的思考のセンスが身につく超入門書。 【目次】1 序論/2 物質の構造/3 さまざまなエネルギー/4 力学的エネルギー/5 熱エネルギー/6 電気エネルギー/7 化学エネルギー/8 核エネルギー/9 太陽エネルギー/10 未来志向エネルギー
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Posted by ブクログ
身近にあるエネルギーがどういう仕組みか、みたいなことが書いてある。文明の発達とエネルギーの消費が比例するのは、そうだよなぁと思った。だからこそ、これからの社会でどうしたらいいのか、考えるきっかけになった。
Posted by ブクログ
前半は、環境問題を考える上で最低限必要な物理学的・化学的知識を記してあり、後半では、前半で記したエネルギーの分類に応じて、各エネルギーを考察している。
前半部分は、自然生態系や、エネルギー保存則などを分かりやすく説明してくれていて、「物理?意味不明」な人にはとても分かりやすい。後半部分は、各エネルギーの概要を説明してくれている。例えば、核エネルギーでは簡単な概要から、利点・問題点を触れている。
全般的に、すっきりとし、例も多く、読みやすいものである。ただ、がっつりしたものを読みたい!もしくは、ある程度勉強している人には、読みごたえはあまりないと思う。
なので、環境問題の導入として読み、巻末の参考文献に移っていくのがいいのではないだろうか??