あらすじ
『最遊記』より遡る事五百年。舞台は神々の住まいし天界。常に桜咲き誇る常春の世界に、岩より生まれた黄金の瞳をした少年・孫悟空が金蝉童子のもとに連れてこられたその日から、悲しみの物語は静かに始まる。咲き誇る桜の下、残るのは絶望か希望か。『最遊記』へと続く伝説が、ついに完結!!
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Posted by ブクログ
3、4巻は泣けるシーンが多すぎてやばい。
特に「この次はきっと下界の桜の下で会おう」が好きかな。
前に某動画サイトで神MADを見たときから
外伝のテーマソングはRADWIMPSの「最後の歌」です。
Posted by ブクログ
微妙にネタバレです。
語りすぎず、だけど不足もない作品。
天界人って設定ですが、人間の汚いところも容赦なく描かれていてそれだけに余計に落ち込みます。本編からのこちらの作品だったので彼らの始まりにはこういうことがあったのか、と。現在の彼らとは容姿が間逆なのがまたいいですね!
砂を掻き集めるシーンは堪らない想いになりました。
Posted by ブクログ
そんな訳で。
最終巻。
いやまぁ。
まさかの2巻が出た時点で(出るとは思ってなかった)物語の展開が急激に急ぎ足になっていたので。
……あぁ、これは、終わらせるつもりだな……というのは、わかっていたので、今更びっくりするようなことでもないんですが。
やっぱり、そのハイスピードのまま、4巻目にして終了しました。
ちょっと3巻では一旦、スローダウンしたかな……? と、思わないこともなかったんですが。
やっぱり、終わりましたね。
あー……終わっちゃうと、ちょっともったいない気がするんですよね。
おまけに、この駆け足のまま終わっちゃうと余計……。
本、開いて、一瞬、これは何処からの続きなんだろうか……? と、ちょっと考えてしまいました。
そして……某ページに腸が出てたよ……腸が……えぐいです……大分……。
ああああああ! って、思ったけど、見なかったことにして、脳内から削除しておきました。(じゃあ、言うな)
大体のことは耐えられますが、スプラッタは嫌いです。
気持ち悪い見た目の生き物には耐えられますが(世の中にはDGの絵すら耐えられない人がいることには大分、驚くのだが……)(だって、気持ち悪い見た目の生き物は、そういう生き物なんだ! と、思えばしょうがないじゃない!)
でも、人間が気持ち悪い状態になるのは耐えられない。
ただ、別に、めっちゃリアルに描かれた眼球が嫌い……というわけでもないんです(だって、「眼球」は「眼球」っていうパーツだと思えば、大丈夫!)。
はっきり言って、自分の基準なので、自分でもよくわからないくらいめちゃくちゃなんですが。
あれは、軽く見て、脳内で、それ以上物事を追求するのは止めてしまいました。
そして。
そして、誰もいなくなった……状態なんですね。
最後は。
もちろん、新しい形での出会いが待っていて、新しい形でのスタートがノーマルに続いて行くので、完全にあそこで終わりってわけじゃないんですが。
なんかなー。
終わらないまま連載の止まってしまった漫画と。
無理矢理終わらせた漫画と。
どっちがいいかなんて、選べないよ(苦笑)
個人的には、どっちも嫌です(ぁ)。
でもなぁ、諦めなかった! という点では無理矢理終わらせなかった漫画を評価したい! すっごくしたい!
でも、あんな早足は嫌だ。
もうちょっと何も無い余白……というか、沈黙の画(吹き出しの無いコマ)は、漫画の醍醐味だと思うんだけどなー……。
それこそ、小説でいうところの「行間」のような……。
とりあえず、今の所、あんまり好きじゃないなー……としか、言えないのが、残念なところです。
でもまぁ、あんだけの連載を抱えていたらしょうがない! って、思えるんだけどね。
でも、そうじゃなくて、ゆっくりした時間の中で、しっかり書いて欲しかった、と思うのは読者のワガママですね。
あんまり、時間が経ちすぎると、書きたい情熱もどっかに言っちゃうし。