あらすじ
今、20~30代の若手ビジネスマンは、先行き不透明な将来に対する不安と閉塞感を抱えながら必死で頑張っています。
そうした若者に、どう働き、どう生きるべきかを、苦難のビジネスマン人生を生き抜き、「本物の幸せ」を手にした佐々木常夫氏がやさしく説く一冊。
将来、大きな仕事ができるようになるために若いうちに身につけておくべき「仕事の仕方」から、幸せを手にするための「生き方」まで、心にしみ込むような文体で書き綴っていただきました。
若いビジネスマンはもちろん、それ以上の世代の方々の心にも響く言葉がたくさんつまっています。ご両親や上司からのプレゼントにも最適。仕事と人生に悩んだときに、心の支えになってくれる一冊です。
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Posted by ブクログ
働くことは勿論これから生きていく上で重要なメッセージが多くあり、非常に参考になりました。
著者は長男が自閉症、妻が肝臓病を罹患して一時期は自殺未遂を図る等で絶望を経験しております。著書「はじめに」に記載されている「幸せとは、個々人の考え方や生き方によってもたらされる」というのは本心で書いてあるんだろうなと思いました。
以下、印象に残ったメッセージ・表現
(第1章 自分を磨くために働く)
・ビジネスとは「予測のゲーム」。現状を把握し、将来に何が起こるかを見極め、戦略を立てて、実行する。
・優しさを貫くことは難しい。口先だけの優しさはかえって人を傷つける。優しさとは相手に真剣に向き合わなければならない。
・日常の仕事の中で「それでもなお」を積み重ねることで人間として成長できる。
例1:何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。それでもなお、良いことをしなさい
例2:今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
※ それでもなお、人を愛しなさい、人生の意味を見つけるための逆説の10か条
(第2章 成長確度を最大化する)
・「プアなイノベーション(新しいアイデアの実行)より、優れたイミテーション(成功したアイデアの模倣)」
(第3章 仕事の要を知る)
・どんなにしっかりした計画を立てても、それが思い込みに基づいたものであれば、その仕事は台無しになる
・上司が何を求めているかを仕事を始める前にきちんと確認する
・大切なことは「事実は何か」を正しくつかむこと。「それは本当に事実か」を確認する。
・小さい仕事であっても「事実は何かを正しく知る」ことを、行動の起点にするように心がけてほしい。「事実」とされているものが、本当に事実なのかを正しく見極める努力を怠ってはなりません。
・タイムマネジメントは時間を管理することではない、仕事を管理すること。
・話すときの鉄則は「簡にして要」。簡潔に、的を得た話をする。
(第4章 どこまでも真摯であれ)
・仕事を効率化したいなら同僚との信頼を構築する
・信頼を構築したいなら、「真摯」であること。挨拶や与えられた仕事は責任をもって遂行、ミスをしたら謝る、指示が理解できなかったら丁寧に確認等。
・「真摯」な行動を可能にするのが「正しく良質なコミュニケーション」。仕事を始めるにあたって、その仕事の重要性、〆切、品質基準、前提となる事実を確認する。そのために相手の真意をしっかりと聞く。
・幸せのために弱い立場の人を助けなさい。2-6-2の法則だと、優秀2割、普通6割、落ちこぼれ2割。この落ちこぼれ2割をクビにしたり入れ替えても新たな2-6-2ができるだけ。落ちこぼれも含めた全体を底上げすることが大事。
(第5章 とことん自分を大切にしなさい)
・誰しもが運命を背負っている。親や兄弟を選ぶことはできないし、能力や容姿も天から授かるもの。所与の条件として与えられるものなので、それらを引き受けて生きていくほかない。しかし、その運命の中で改善するための努力はできる。
・運命を引き受けて、その中で頑張ろうね。頑張っても結果が出ないかもしれない。だけど、頑張らなければ何も生まれないじゃないの。
・人間とは人に愛されることによって、はじめて自分を愛することができる存在。人に愛されるためにはまずこちらが相手を愛さなければなりません。つまり人を大切にする事こそ、自分を大切にすることにつながる。
・人はだれしも、良いところもあれば、悪いところもある。多くの場合、それらは表裏一体になっている。だから、常にその人の良いところに着目することを習慣にする。
・「働」という字は人偏に動く。人のために動くことを働くという。人のために動いていると愛される人間になる。だから一生懸命働きなさい。
Posted by ブクログ
作者が親戚の遼君の新卒時代から3年目までの働き方についての手紙の25通。
25の手紙があるが総じて言えることは若いうちはやりたくないこと、嫌なことはあるが我慢して努力し続けた人にはいい未来が待ってるということ。
会社には2・6・2の法則があり上の2割が成績優秀者、6割が普通、下の2割が落ちこぼれだということ。
下の2割がいなくなったとしてもまた新たなピラミッドが生まれるだけなので、人と接するときはいかに人のことを信頼できるか、我慢強く接することができるかがその会社の人とのコミュニケーションができるかの鍵になるとのこと。
◎人は必ず失敗する、失敗した後の方が大事。
失敗したからと言って恐れて逃げていると更に好機を逃すことになる!
失敗したときには逆に懐に潜りこんで謝った方が先方にも許されるし逆に仲良くなることもある!
◎書いたら覚える!
日記や仕事を教えてもらったことなど、将来読み返しても役に立つしただ聞いているだけよりも読み返さなくても記憶に残ってることが多い。
第1章では新卒一年目から3年目までの遼君にあてて書いていて自分の境遇と重なるところが多くあり、これから頑張らなければならないと思った。
2章、3章と進んでいくうちに未来の話になっていくが、初心を思い出すためには便利な本だと思う、これから仕事をしていく中でマンネリ化してしまったときにこの本を読むともう一度新たな気持ちで頑張ろうと思える本だと思う。